カテゴリ:銀輪万葉
昨日は友人の偐山頭火氏と先週に続いての銀輪行。 さて、偐山頭火氏と合流。大和川を渡って安福寺へ。安福寺は行基創建と伝えられるが、中世には荒廃。江戸時代寛文年間(1661~1673)に浄土宗の珂憶(かおく)上人によって再興された。この再建に力を貸したのが尾張徳川家2代藩主徳川光友。光友の廟所が本寺にある。 安福寺に隣接する小さな神社、伯太彦神社がある。祭神は伯太彦命である。伯太彦(はくたひこ)は渡来系氏族田辺氏の祖である。田辺氏一族はこの一帯に勢力を張っていたとされる。家持とも交流のあった万葉歌人、田辺福麻呂(たなべのさきまろ)のことなども思われる。西を流れる石川も伯太川とか博多川と呼ばれていたとか。 安福寺を後にして、飛鳥川(河内飛鳥川)に沿って走り、小生のリクエストで杜本神社に立ち寄ることに。 明日香川 黄葉流る 葛城の 上の写真は逢坂橋の上から飛鳥川上流を眺めたものであるが、「逢坂」という名がつけられたのは、履中天皇に穴虫越は伏兵がいるから竹内越の道を行け、と忠告した少女の逸話から来ているのだろうか(笑)。
飛鳥川にかかる逢坂橋を渡り、近鉄駒ヶ谷駅を越えて、コスモス畑、大黒寺を経て、石川自転車道へ。 石川べりに出た処で時計を見ると12時を回っている。急に空腹を覚え、昼食を提案。焼き肉レストランへ。昼食を済ませて店を出て来ると、足湯があった。レストランの隣が「延羽の湯」という温泉でありました。羽は延ばせられないが、せめて足でも「延ばす」かと二人でしばし足湯。
寺内町を出て、富田林高校の前を通り、錦織公園へ。途中、久しぶりに「喫茶アキ」で珈琲と思ったが、シャッターが降りていてお休み。残念。錦織公園への最後の坂道をひたすら登る。結構キツイ。公園は土曜日とあって家族連れなど色んな人で賑わっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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