カテゴリ:偐万葉
偐万葉・ビッグジョン篇(その5)
本日は、偐万葉シリーズ第103弾、ビッグジョン篇その5であります。ビッグジョン篇掲載歌も今回で累計101首となり、大台に乗りました。質より数の偐家持です(笑)。 偐家持は交野歩麻呂に贈りて詠める歌20首併せ 我が畑に 咲きたる春を 指折りて 木瓜の花 みづな姫榊 白菜の花
まだ咲かぬ 花にしあれば カモミール かにかくに 歌読む人は 羨まし わが背子は 徒歩にて行くや 刈りばねに それぞれに 顔は違へど ひとしなみ
花蛍 咲きたる色の 靴履きて
みほとけの 道にし行くに キリストの 鶯も 去にし辺を恋ひ 鳴くならし ひとの面影 かなしと立てば 帰り行く ナツキとケント 笑む窓に
恋ひ恨み 泣きて岩陰 松代の 大浦ゆ 比良に消残る 花越しの 花咲けば 近江の春は 風さへも やさしく吹けり 海津の崎へ 北近江 今か行くらむ 我が背子の 桜花咲く 道に恋ふわれ
畑麻呂と なればムラサキ ケマンソウ 春たけて 竹の子タケノコ のこのこと 野に置くが よかりと背子は 菫草
咲き始めぬ 藪の椿は 白赤の ライラック 八重咲く花の ごとにもや 水仙と 百合の花言ふ 我ら歩麻呂
金鳳花 咲きてしあれば 田居のみち (注)掲載の写真は全てビッグジョンさんのブログからの転載です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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