カテゴリ:偐万葉
偐万葉・木の花桜篇(その14)
本日は偐万葉・木の花桜篇(その14)をお届け致します。 偐家持が木花桜姫に贈りて詠める歌20首 若き日の 過ぎたる雨は 惜しまねど
吾も恋ふ 吾亦紅なり 秋風の ちひさきを 一つつけたり 梅雨明けの 風船葛 夏の青空
クールビズも スーパーなれば 藤袴 ガメラかと 思へばガウラ 亀ならず
風そよぐ 吉備の小川に 咲く花は (元歌)風そよぐ ならの小川の 夕暮れは 白百合の 花に恋ひてや 風船の 猛暑日と あれば尾花に われ聞かな 金柑は 花にも実にも 見つれども (元歌) 橘は 花にも実にも 見つれども 鶏頭と なりて韓藍 その日より ぬすびとの 萩なるわれや 秋よりは (元歌)うつそみの 人なる吾や 明日よりは ぬすびとの 萩もはぎなれ おひはぎも (注)おいはき山、おいはきの山=お岩木の山、岩木山 リコリスの 花は彼岸に 咲く手火の 花にしあらむ 我が墓に咲け 秋咲くと オオバナオケラ いふなれど カーテンは ゆるり開けてと 雀らも コスモスの 風に吹かれつ 道ゆかな 青空に コスモスの花 咲きぬれば しるくや雲も 立ち流るらし
青花の 藤袴かと 求めしに 木花桜姫の贈り来れる歌 寒かろう 我によりそえ 母のごと (けん家持提供) 偐家持の返せる歌2首 夏の日々 夢と過ぎたる 飛蝗われ 妹待つと 露も知らずて つき草を (けん家持提供) (注)上掲の写真は「けん家持提供」とあるものを除き全て木の花桜さんのブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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