今日は小生の元勤務先会社の仲間との会食。この会は「健人会」という名称なのであるが、滋賀県在住または滋賀県内事業所に勤務していたなど、滋賀県に所縁のある人たちの集りなのである。小生は滋賀県在住でもないし、滋賀県内事業所に勤務したこともないのであるが、いつの頃よりか、この会に参加させて戴いている。
本日の会場は京阪三井寺駅近くの「肴や ま喜の」という料亭。12時45分集合・開会という昼間の宴会である。
本日の参加者は、平◎氏、杉◎氏、紘麻呂氏、小◎氏、鯨麻呂氏、田◎氏、近◎氏、草麻呂氏、岡◎氏、今◎氏、森◎氏、正◎氏、徳◎氏、川◎氏と小生の15名。今年の1月20日の新年会以来の旧交を温めて参りました。呑ん兵衛相手に「ウーロン茶」を飲みながら・・(笑)。
<参考>健人会・比叡山坂本へ 2011.8.26.
芭蕉の句に「行く春を近江の人と惜しみける」というのがあるが、偐家持は「行く夏も近江の人と惜しむべき」でありますかな。それとも「来る秋を近江の人と待ちにける」でありますかな(笑)。
ならば、大津市内JR膳所駅の近くにある義仲寺に立ち寄ってみるかと、折りたたみの自転車トレンクルを持って早めに家を出ました。この寺は木曽義仲の菩提寺であり、義仲の墓と巴御前の供養塚があるのだが、芭蕉の墓があることでもよく知られた寺でもあるからである。これまで3度訪ねているので、今回で4度目の訪問となる。義仲寺には芭蕉の「行く春を・・」の句碑もあるのです。
JR大津駅に10時過ぎに到着。駅前で自転車を組み立て、先ず、会場の「ま喜の」の場所を確かめてから、と義仲寺とは反対方向に走る。今然寺という寺の前というのは地図で確認していたので、その寺を目指して走る。
(今然寺)
今然寺という寺は直ぐに見つかったが「ま喜の」が見つからない。真新しい建物が隣に建っているのだが、看板などの表示が一切なく、暖簾も掛かっていないので、料亭なのかどうかも分らない。結果的にはこの建物であったのだが、京阪の三井寺駅とこの建物の間をぐるぐる2度も回る羽目に。結局分らぬまま、確認は後ほどに・・と琵琶湖疏水の方に出て、その取水口を撮影するため、琵琶湖岸に向かう。
(京阪三井寺駅)
(同上駅前)
(琵琶湖疏水取水口)
昨年9月に京都の蹴上から琵琶湖疏水を辿って小関越えで琵琶湖へと銀輪散歩しましたが、その折には琵琶湖側の取水口を撮影しなかったように思うので、今回、それを補足するべく撮影を行ったという次第。
<参考>京都から唐崎へ(1) 2011.9.10.
京都から唐崎へ(2) 2011.9.11.
京都から唐崎へ(3) 2011.9.12.
京都から唐崎へ(4) 2011.9.12.
京都から唐崎へ(5) 2011.9.13.
(同上)
(取水口付近の琵琶湖)
(われは湖の子の碑・琵琶湖周航記念碑)
取水口脇に小さな緑地があり、琵琶湖周航の歌の歌詞でしょうか、「われは湖の子」という碑がありました。辺りは草茫々、蜘蛛の巣も張り放題、手入れが全くされていませんが、これはこれでまた風情があると思えてしまう処が近江であり、琵琶湖畔であるのですな(笑)。
勢力を張っているのがヌスビトハギ。まあ、気の毒なネーミングでありますな。オイハギ(追い剥ぎ)を連想してしまいますが、花は可憐で、盗んだり追い剥ぎをしたりする悪党には無縁の風情であります。。
(ヌスビトハギ。或いはアレチヌスビトハギかも知れません。)
ヌスビトハギという命名は、その実の形が泥棒の足跡の形に似ていることに依るものだそうな。「差し足、抜き足、忍び足」の泥棒は、足音を立てないように、つま先立って歩くとか(勿論、小生は泥棒学を専攻していないし、実務経験もないので、実際にそうなのかどうかは存じ上げませぬ。)で、そのつま先歩きの足跡の形に似ているからというのである。
アレチヌスビトハギの実は、所謂「ひっつき虫」で、秋が深まると、こいつの群生している草地に入ろうものなら、ズボンや靴下などがこの「虫」がわんさかとくっついて来て「往生しまっせ」となる(笑)。
(同上)
義仲寺へと向かいますが、1記事当りの字数制限にかかりそうで、義仲寺はページを改める必要がありそうです。本日はここまでとし、続きは明日です。
近江の人と行く夏を惜しみたいというお方は、明日またお立ち寄り下さいませ(笑)。