カテゴリ:花
本日は墓参。MTBで出掛けましたので、墓参を済ませた後その足で、付近を銀輪散歩致しました。 生駒山 野辺行く道は こきだくも 何処かで聞いたような歌だと思われたことでしょうが、元歌は、笠金村が志貴皇子の葬送を傷んで詠んだ長歌の反歌2首のうちの1首です。 三笠山 野辺行く道は こきだくも 万葉の歌は地名を入れ替えることによって、容易に他の土地でも使える歌になる処が面白い。 この道に差し掛かった処の道端の草叢にヘクソカズラが絡まって花を沢山咲かせていました。ヘクソカズラは先日(8月24日)取り上げたばかりゆえ、「またか」と仰るお方も居られることでしょうから、その万葉歌や説明は省略します。気になる方はそちらの記事をご参照下さい。写真だけ掲載して置きます。
同じ蔓草でも、こちらはセンニンソウ(仙人草)。
ならば、万葉に出て来る花は、と探していると、道の辺にニラの花がありました。 伎波都久の 岡の茎韮 われ摘めど (訳)伎波都久の岡の韮をわたしは積んでいるが、なかなか籠に一杯
万葉植物ついでに、以前の墓参で掲載したアカメガシワが、下記の有名な万葉歌の「久木」のことだと、最近知りましたので、写真を再掲載して置きます。 ぬばたまの 夜のふけぬれば 久木生ふる
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