カテゴリ:偐万葉
偐万葉・英坊篇(その30) 銀輪散歩のネタこれとてもなくあれば、本日も偐万葉。シリーズ第224弾、偐万葉・英坊篇(その30)です。 偐家持が英麻呂に贈りて詠める歌10首並びに英麻呂が贈り来れる歌6首 星逢ひの日にしもあるに彼方の 人にはなどて逢ひかつましじ
英麻呂が贈り来れる歌1首 道歩み子らにぎやかの歓声に 見やれば庭のそうめん流し
偐家持が返せる歌1首 行水も烏のみなるこの頃の 素麺流し見らくしよしも (庭上郎子) 英麻呂が贈り来れる句1句並びに偐家持が付けたる脇句1句 ほほづきをくはへてゆるり木戸を開け かほ神妙なれどすね泥だらけ 英麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が返せる歌1首 銀輪の鎖取替え力む脚 輪旅の先は更に拡大 今日よりは力むことなしあらたしき チェーン踏み行く輪旅の我は 屋久島はまかせたりける家の子に われはしばしのいのちの洗濯 茶毒蛾の毒牙も何ぞ背子が家の 椿芽吹きぬ春咲く待たな
英麻呂が贈り来れる歌1首 野を覗き花生り様に季を感じ 詩を練るをも歌に結ばず (汗英爺) 偐家持が返せる歌1首 言の葉にまかせばおのづ歌の花 英麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が返せる歌1首 曳き廻す勝どき声に勇みくる 逸るこころに自制促し 千歳祝ぐことも過ぎたり太鼓台 遠きに眺むわれもかなしき (老家持) 英麻呂が贈り来れる歌2首 木々を見て色の冴えにて秋感じ やがての冬をつと忘れしも 偐家持が追和せる歌1首 をちこちのもみぢ如何にとわが来れば 木の実も空も秋にしあれり 英麻呂が贈り来れる上3句に偐家持が付けたる下2句による歌 秋空に似合うヘリさまおもちゃ様 ヤカモチさまも富山では餅 珠洲までの往きもかたかり徒歩なれば
<注>掲載の写真は英坊3氏のブログからの転載です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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