本日は梅田スカイビルでの囲碁例会の日。
前回、4月6日は、腎炎で入院していた母の退院の日と重なったため、欠席したので、今月はこれが初めての出席。午後から雨との予報があったのと、もう一つ別の理由もあって、いつもの自転車(MTB)は自宅に置き、電車で梅田へ。
予報通りに、梅田スカイビルに着いた頃には少し雨もパラつき始めていました。そんなこともあってか、出席者は福〇氏、村〇氏と小生の3人だけ。対局は、福〇氏に負け、村〇氏に勝ち、1勝1敗と可もなし不可もなしでありました。
自転車ではないので、昼食はいつもの「れんげ亭」ではなく、梅田スカイビルの里山にあるカフェテラスで。
雨は少しパラついただけであったので、外のテーブルで食事としました。外の方が風が心地良いし、煙草も喫える(笑)。
目の前には枝垂れ桜の木。左手を見上げると梅田スカイビルが桜の花越しに見えている。
食事の後は珈琲。
少し里山を花散歩。
黄色の小さな花が沢山咲いている。カタバミに似ているが、それより大きい花。花の形も少し違う。花の中央の丸いものを見ていて、気が付きました。蛇苺だ。
(ヘビイチゴ)
(ヘビイチゴ)
花ビラが全て落ちたのを見ると、もっとよく分る。
ヘビイチゴと競い合うように群れ咲いている、この薄紫色の花は名前不詳です。
(名前不詳)
ホトケノザの花を平べったくしたような形の花。
何やら呑気そうな感じだから、オトボケノザという名にして置こう。
(同上)
<追記>上の花はカキドウシ(垣通し)という名前の花だそうです。
小万知さんが下のコメントで教えて下さいました。
これは、小生にも分る。
(スミレ)
(同上)
何スミレかと言われたら、分からない。
万葉びとは「何すみれ」なんぞという細かいことは気にしないのである。スミレはスミレでいいのである。
で、これは、スミレかと言うとちょっと自信がない。花ビラの下に写っているのがこの花の葉であるなら、スミレの葉とは違うようなのである。周囲にハコベや八重葎やホトケノザなどの葉が見えているからややこしい。万葉びとも、こうなると細かいことも気になるのである(笑)。
(スミレのようでもあるが・・)
で、その近くにあったこの白い花はやはり名前不詳。蕾では分らないのも無理はないと自分で自分に言い訳していたら、咲いている花もあるではないか。言い訳は許さない、とでも言わんばかりの、嫌みな花である。
(名前不詳)
言い訳言っても言い訳言っても白い花咲く (訳田山頭花)
分け入っても分け入っても青い山 (種田山頭火)
(同上)
<追記>上の花についても小万知さんからヒメウツギだと教えて戴きました。
こちらの白い花も名前は知らない。
白蝶が群れ止まっているみたいな花である。
<追記>この花も小万知情報です。名前はイベリスとのこと。
やっと知っている白い花にめぐり逢って少しばかり面目をほどこした気分になる。ハクサンボクである。
(ハクサンボク)
実は赤いが花は白いから「白山木」という名でいいのである。
(同上)
白い花では、アセビも咲いていた。薄いピンクの花のアセビもあるが、白い花の方がよい。
(アセビ)
(同上)
ボクも白だもん、と割り込んで来たのは、シロダモの木。
アオダモは野球バットの木として知られているが、シロダモは素人野球用バットの材料に適している駄洒落の木であるから、こういう割り込み方も許されないでもないのである。
(シロダモ)
そういうことで、白なら、吾輩の「赤」も割り込んでもいいのではないか、と言って来たのが、アカシデの木。
(アカシデ)
明石で夜明かしアカシデの木。もう何のこっちゃワカラン。
白に赤で二色(にしき)だから、ワシも割り込んでいいだろう、とニシキギ。
お前は、錦の方で二色ではないだろうと、さすがのヤカモチもこれは却下しました。
すると、ヤブコウジが割り込んで来て「遅ればせながら私も赤です。」
まあ、確かにヤブコウジの実は真っ赤であるが、山橘とも呼ばれるレッキとした万葉植物がこういうドサクサには参加して欲しくないもの。ヤブヘビのヤブコウジでありました。
(ニシキギ) (ヤブコウジ)
まあ、こんなことでお茶を濁して置くこととします。という訳で最後はお茶の木。
(お茶の木)
結局、花散歩が、滅茶苦茶、ハチャメチャのおチャラケ言葉遊びになってしまいました。
もうちっと真面目にせよ。
ハイ、以後(囲碁)よく気を付けます。
これで、元の囲碁に戻りまして、おアトがよろしいようで。