今日は高校の同期会でありました。
会場は大阪駅ビルにある、ホテルグランヴィア大阪20階鳳凰の間。
午後2時開会。
(受付前は既に多くの同期生で混雑)
(鳳凰の間入口)
開会の辞。来賓の先生、城〇先生、竹〇先生からのご挨拶。乾杯。という段取りの処、司会のミスで城〇先生のスピーチの後で開会の辞というハプニングも。開会の辞は児〇君。一学年のクラス数は11であったので、担任の先生も11名居られたことになるが、ご存命は7組担任であったかの城〇先生のみで、他の先生方は全て既に物故者となって居られる。来賓の竹〇先生は日本史の先生で我々の学年の担任はお持ちでなかったが、我々が入学した年に大学を卒業、八尾高校に赴任して来られたとのことで、同先生曰く「諸君とは八尾高校の同期のようなもの」ということで、ご出席戴けたよう。
(城〇先生のご挨拶)
さて、同期は全部で550名前後いたかと思うが、今日の出席者は100余名で盛会。東京など遠方からの参加者も多く、遠路大分から参加の女性も居られたよう。我がクラスは3組であるが、3組出席者は4名と全クラス中最少の人数でありました。20名近い出席のクラスもあると言うのに、である。そんな中でも同じクラスの岩〇君は今回が初出席で卒業以来の再会にて、懐かしさも一入で、嬉しいことでした。
我がテーブルは2組と3組との混成メンバー。クラス幹事の今〇君と岩〇君、平〇君、小生が3組、2組は、児〇君、山〇君、増〇君、東〇君、井〇君、横〇さんの6名。
一年の時は通常のクラス編成であったが、二年、三年は、進路に応じてレッスンクラスというのが編成され、週1回のホームルームの時間だけ、ホームルームクラスで集まり、それ以外は、つまり通常の授業はそのレッスンクラスで受けることとなっていた。レッスンクラスは文科系進学希望、理工系進学希望、就職希望に分かれて編成される。小生は法科希望で文科系のレッスンクラスで、それは2組と3組の文科系進学希望者で構成されていた。従って、2組の児〇君や山〇君はホームルームクラスは別であったが、普段の授業は同じレッスンクラスで受けていたので、クラスメートみたいなものである。また、理系の岩〇君、東〇君は一年生の時には同じクラスであったから、顔馴染みと言うか、よく覚えている。
3年になると、志望校も固まり、受験科目中心の勉強になり、受験に関係のない科目の授業の時は席を後ろに移動して、受験科目の問題集を解いていたりしたものである。それに熱中し過ぎていると、先生が近くに来ているのに気が付かないというようなことがあって、時々見つかって叱られたりというようなこともあった。
山〇君が小生の隣に座っていたこともあったらしく、小生が授業とは関係ない科目の勉強をしているのを見咎めた先生が、隣の山〇君も同じことをしていると誤解したことがあったようで、「一緒に叱られたことがある、とんだとばっちりであった。」というようなことを今日彼から聞いた。小生はそのことは記憶にない。しかし、迷惑を掛けたのであるから、その帰責事由のある小生が、覚えていないと言うのはいささか穏当を欠く。「ああ、そうだったね。」と相槌を打つしかないのでありました。
まあ、叱られることについては、中学時代から常習であったから、本人は全く気にしてはいないのだが、結構、周囲の友人にも迷惑を掛けていたのかも知れない(笑)。
女性二人による、フォークソングの披露もありました。どちらの女性も小生は顔も名前も存じ上げない、と言うか記憶にない。同じクラスになったこともなく、クラブその他での接点が全くなかったものかと思う。
各クラスからの幹事諸氏のお世話で、毎回このような同期会を何年かに1回開催して来たが、今回で幹事団は解散、学年全体での同期会は今回を最後にするとのこと。幹事の皆さん長きに渡りお世話になりました。まことに、有難うございました。
これは、喫煙ルームからの眺め。時々、中座してここで煙草休憩。喫煙者同士での交流を温めたのでもありました(笑)。
各クラスごとに壇上に上がり、近況報告。クラスごとの記念写真。全員での記念写真は開会前に撮影済みでした。
最後に恒例の校歌「若江堤に、草萌えて、金剛の山かすむ頃・・」を全員で合唱。1番の歌詞が上で、2番の歌詞が「高安山に、照る月を、長瀬の川にうつすとき・・」なのであるが、小生は何処で間違ったか、1番と2番の歌詞を取り違えて覚えていて、今回その誤りに気付きました。
まあ、そんなこんなで、楽しい時間を過ごしました。二次会もあったようだが、それは失礼して帰宅の途につきました。
いくととせ へたるやけふの 思ふどち
い群れて居れば うれしくもあるか (偐家持)
(本歌)あらたしき 年の始めに 思ふどち
い群れてをれば 嬉しくもあるか
(道祖王 万葉集巻19-4248)