カテゴリ:花
何日か前にひろみちゃん8021さんがスズメノヒエの写真をブログにアップされていましたが、昨日、花園中央公園でもこれを見掛けましたので、小生もこれの写真を記事アップすることとします。 スズメノヒエについて調べてみると、これにも色々の種類があるよう。スズメノコビエ という背丈の低い種類もあるから、上の写真のものはコビエの方かも知れない。 別の場所では、背の高い、少し穂の姿形が違って見えるスズメノヒエがありました。これはタチスズメノヒエという種類だろうと思う。あと、シマスズメノヒエという別の種類もあるようですが、まあ、ここまで深入りすると頭が混乱するので、すべてスズメノヒエという位で事を収めて置く方が素人には無難というものである。 タチスズメノヒエの葯は遠目にも茶褐色で、スズメノヒエやコビエのそれのように黒くは見えない。 スズメのつく草花と言えば、スズメウリ、スズメノエンドウやスズメノテッポウなどが思い浮かぶ。スズメノテッポウは、その穂を抜いた茎を手に取り、葉を折り曲げ、葉の付け根にある白い膜のような葉耳の部分を口に入れて軽く加減して吹くとピーという音が鳴るので、子どもの頃はよくそんなことをして遊んだりもした。水田がすっかり姿を消してしまった所為か、近頃はこの草、近所で見掛けることはない。これを無鉄砲と言うなどと馬鹿な考えも浮かぶ。 スズメノヒエは穂が左右段違いに交互に一つずつ付くのに対して、オヒシバは同じ位置に向き合って付いている。最上部は3~5本の穂が輪状に付く。穂形も付き方も異なり葯も白色なので、両者を見間違えることはない。 (同上) オヒシバは子どもの頃、この先端の穂をチョンマゲ風に結んで草相撲の遊びに使いました。地方によってはオヒシバでの草相撲の遊びをしない所もあったようで、ブロ友さんの中には、この遊びを知らないというお方も居られました。それで、以前この草による草相撲のことを記事にしたことがありますので、ご存じの無いお方は下記の参考記事をご参照下さい。
<参考>草相撲・遊びをせんとや生まれけむ 2012.9.1. オヒシバに似ているが、穂が細く華奢なのがメヒシバである。こちらは草相撲には使わない。女の子が傘遊びに使ったようですから、男の子はオヒシバ、女の子はメヒシバで遊んだ訳で、その名の通りの遊ばれ方でありました。上の参考記事ではメヒシバによる遊びも説明しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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