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今日は偐家持の誕生日。満1300歳になりました。
一昨日の読書会で、小万知さんから「お誕生日おめでとう」と頂戴したのが、下掲の花です。 また、今朝、友人のオガクニマン氏から誕生日おめでとうの電話がありました。 ご両名に、この場をお借りしてお礼申し上げます。感謝です。 (小万知さんから頂戴したお花) さて、ご本家、大伴家持さんは718年生まれなので今年が生誕1300年になるのであるが、誕生日がいつであるかが不明。従って、今日現在で彼が既に満1300歳になっているのかどうかは不明である。確率的には、1月29日以前に生まれている可能性は7.9%。未だ1299歳である可能性の方が高いことになる。 昔は、数え年で年齢を数え、生まれた時を以て1歳とし、翌年1月1日に一つ歳を取るという慣わし。つまり年を越すごとに国民すべてが一斉に一つ歳を取る訳である。誕生日の到来するごとに歳を取る今のように、個々人の誕生日というものは余り意味を持たない。従って、ハッピー・バースデイなどという言葉、考え方は存在する余地は無かったことになる。 因みに、旧暦による今年の元日は2月16日だそうな。立春は2月4日。その前日が節分・年越しとなる。 四季の始まりである立春の日と一年の始まりである元日が一致するのが暦としては望ましいところ、月の公転周期が30日余、地球の公転周期が365日余ということで、どうしてもズレが生じてしまい、立春と元日が同一日となるのはむしろ珍しいことになるというのが普通。 この両日が一致すると、「朔旦立春」と呼んで、大変縁起がいいそうである。次の朔旦立春は2038年になるそうだが、20年も先のことであるから、1300歳の超高齢者である偐家持、縁起がいいとはいかなるものであるのか、これを見届けることは先ず無理というものである。 なお、万葉集掉尾を飾る歌、4516番の大伴家持の歌「新しき年の始の初春の今日ふる雪のいや重け吉事」が詠われた天平宝字3年(759年)元日は、この朔旦立春であったということである。 話が横道にそれましたが、わが齢も本日をもって1300歳の大台に乗りましたので、この段ご報告申し上げ候。 生き恥を千歳あまりて三百歳 さらし今日までめでたくも生き (偐家持) よしあしは更にも問はず昨日今日 明日のこの身は神がまにまに (偐家持) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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