カテゴリ:偐万葉
偐万葉・ビッグジョン篇(その38)
偐万葉シリーズ第303弾、ビッグジョン篇(その38)をお届けします。 ブロ友・ビッグジョン氏(当偐万葉シリーズでは交野歩麻呂<かたののほまろ>とお呼びしている。)とは、間もなく丸8年と10ヶ月になるという、長いお付き合いであります。 <参考>過去の偐万葉・ビッグジョン篇はコチラ。 ビッグジョン7777氏のブログはコチラ。 偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌20首 並びに歩麻呂が詠める歌1首 花よりも 葉よりも実なり こむらさき おほなみは 北斎極めり ささなみの 良心の うらにのっぴき ならぬわけの 岡山に 旭川流る 旭川に 難波田川の 流るるごとに (夕日家持) (注)偐万葉掲載に当たり、第5句初案「流るごとくに」を「流るるごとに」に修正。 下仁田の 葱こそよしと わが背子は 御崎馬も 都井の岬も いつ見きか 師走日向の 旅行く背子の 山茱萸の 実は鈴生りに いとこみな 幾山河 越えさり行けど 締切の なき国なかり 今日もあくせく (若山渇水) (本歌)幾山河 越えさり行かば 寂しさの はてなむ国ぞ 今日も旅ゆく (若山牧水) 卯の花の 匂ふ垣根に 忍び鳴き (本歌)郭公 忍ぶ卯月も 過ぎにしを 向島の 海に生きたる 男逝く 悲しみの 海とやなりぬ しまなみの 吹く風も 寄せ来る波も さやさやと 君待つらむぞ 波照間の海 あらたしき 年の初めに ブロ友が (本歌)あらたしき 年の初めに 思ふどち 歩麻呂が詠める替え歌1首 あたらしき 年の初めに いとこみな コンドイの 浜にはならぬ ホテルなど それ栗と 鼠と栗鼠と 栗鼠猿を 並べてみたし やいまの村に (鼠小僧) 団栗を 持てど鼠は 栗鼠ならず 栗鼠に似たれど 栗鼠猿は猿 (栗鼠小僧) それ栗鼠は 鼠に非ず 栗鼠猿も 栗鼠には非ず 猿にあるべし (猿小僧) リストラも 近頃見ザル 聞かザルか ブログにて 鹿寄せしかと 見し背子に 近々に 裏の敷地に 家が建つ (20190306裏の敷地に家が建つ) (注)掲載の写真はビッグジョン氏のブログからの転載です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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