カテゴリ:若草読書会
7月になりました。
平成から令和へと元号の変わった2019年も今日から後半戦に入りますが、その前半戦の最終日、6月30日は若草読書会の日でありました。 講話は謙麻呂氏が担当、話のタイトルは「昭和、平成 音の記憶」。参加者は、智麻呂・恒郎女ご夫妻、凡鬼・景郎女ご夫妻、小万知氏、祥麻呂氏、槇麻呂氏、ひろみの郎女氏、偐山頭火氏、偐家持で、講師の謙麻呂氏を含めて全11名。参加予定であった香代女氏は急に不都合となって欠席。常連の和郎女氏、リチ女氏も他用があって欠席。 生憎の雨で、ヤカモチも銀輪ではなく徒歩で向かいましたが、若草ホールにて定刻の午後1時半(実際は1時25分)開始となりました。 講師の謙麻呂氏は某放送局で様々な番組の音声を担当してこられた技術屋さんで、今回のお話は彼の今日までの生涯を彼の心に残る「音」を通して俯瞰してみるというお話。 幼少期のB29の空襲の音に始まり、フォークダンスのオクラホマミキサーの純な青春時代のときめき、モールス信号の音、音楽喫茶や映画館で耳にした音楽の音、初のDJ番組の収録での緊張感の記憶、ジョーンバエズの「We shall Overcome」、中国語の勉強を開始・中国語の発音、讃美歌166番、ベトナム反戦御堂筋デモでのこと、大阪フィルの収録とプロ野球日本シリーズ阪急・巨人戦で阪急山田が王に9回逆転3ランホームランを打たれた音、何度か訪問した中国でのこと(天安門事件直後に訪中した折の緊張感や仕事上及び個人的な活動としての日中交流に関わる話など)、神戸・淡路大震災、東日本大震災・・記憶に残る「音」で綴る「謙麻呂の履歴書」でありました。 (レジメ付録「日本音楽・芸能の変遷概要) ※文中の「赤い花びら」は「黒い花びら」のミスプリ。 途中休憩15分を挟んで午後4時過ぎまでの講話でした。 今回の話は、前々回の読書会でヤカモチが「万葉集から聞こえて来る音」というタイトルでお話したことにヒントを得られて、ご自身の今日までを「音」を中心にまとめて話にするという事を思い付かれたようで、前回のお花見会が終わった時に、「音」に関連して話をしてもいいよ、というお申し出を謙麻呂氏からいただいたのでありましたが、このような「履歴書」的なお話になるとはヤカモチも知らぬことでありました。長年にわたって「音」に関わってお仕事をして来られた謙麻呂氏らしいお話でありましたが、お蔭で、わが友人のオガクニマン氏の小冊子「俺の履歴書」を皆さんに配布するに相応しい道筋を付けていただいたようなもので、ごく自然な感じで皆さんにこれを配布することができました(笑)。 講話終了後の雑談タイムでは、今月にお誕生日を迎えられる智麻呂氏へのお祝いとして、ひろみの郎女氏が買って来て下さったケーキをカット。彼女のブログ記事によると6月中旬に誕生日を迎えられた偐山頭火氏への誕生祝いも兼ねてのケーキであったようだが、そのことを認識していたメンバーはヤカモチも含めて果たして何人居ただろうか(笑)。 (バースデーケーキ) ひろみの郎女氏と小万知氏が帰り、謙麻呂氏が帰り、続いて偐山頭火氏が帰り、残り7名で暫し談笑した後、午後5時28分に凡鬼・景郎女ご夫妻、祥麻呂氏、槇麻呂氏と偐家持の5名は智麻呂邸を辞しました。 次回読書会は、東京からご参加いただいている祥麻呂氏のご都合を優先することとして9月24日開催と決まりました。優先ついでに、祥麻呂さんに講師をお願いすることとしました。 <参考>若草読書会関係の他の記事はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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