カテゴリ:犬・猫・鳥など
先日(8日)、喫茶「ペリカンの家」に立ち寄った折のことですが、店の前庭の「喫煙ベンチ」に腰かけて一服している時のこと。
ピ―――ッ・・・ピ―――ッ・・・と何処やらで小鳥の鳴く声。 何処で鳴いているのかと見まわすと、道路をはさんで向かいの病院の関係者用駐車場入り口脇の楓の木のてっぺんに小鳥の姿が見えました。 (ジョウビタキ) カメラを取り出して、ズームで撮りましたが、少しピントの甘い写真になってしまいました。まあ、コンパクト・デジカメではこれくらいが関の山か。 (同上)<参考>ジョウビタキ・Wikipedia ジョウビタキは、尉鶲、常鶲と漢字表記するようだが、スズメ目・ツグミ科・ジョウビタキ属の鳥。 オスは頭頂部が白く、目の周りが黒いということだから、これはメスのジョウビタキなんだろう。 チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、越冬のため渡りをする渡り鳥とのこと。日本でも北海道や長野県のほか、兵庫県、岡山県、鳥取県などで繁殖が確認されているそうだから、この鳥が大陸から渡って来た鳥とは限らない。 冬になるとよく見られる冬鳥。これからしばらくは、この鳥を見かけることも多くなるのだろう。 大きさはスズメくらい。翼の白紋がよく目立つので、容易に見分けられる鳥である。 今年の立冬は11月7日。この鳥を見たのは11月8日。 ヤカモチに冬が来たよ、と告げに来たのでもあるか。 そう言えば、フユ――ッと鳴いていたような気もしないではない。 冬立つと 告げに来たるか 尉鶲 ほつ枝にありて 冬と鳴くらし (尉家持) 普通、鳥が木のてっぺんにとまって囀るのはオスが縄張りを主張している行動だと思っていたが、メスも同様の行動をするのか。 まあ、最近はジェンダー・ギャップの是正が言われる人間社会であるから、ジョウビタキ世界もこれに倣って、メスが縄張りを主張しても差支えなし、ということになったのかも。縄張り主張のことは別として、タリバン諸君もジョウビタキを見習って欲しいものである。 <参考>鳥関連の過去記事はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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