カテゴリ:花
先日(4月8日)の墓参の帰り道で、アキニレの木にまとわりついていたミツバアケビに花が咲いているのを発見。
一枝だけ摘んで帰りました。 アケビの花はピンク色というか薄紫色であり、白花のものもあったりするが、ミツバアケビの花は焦げ茶色というかチョコレート色というか暗い濃赤紫色である。 <参考>アケビの花の写真掲載の記事はコチラ。 (ミツバアケビ<三葉木通>) 大きい花と房状になった小さい花がある。 大きい花が雌花で房状の小さい花が雄花である。 (同上)<参考>ミツバアケビ・Wikipedia アケビよりも実が大きく、アケビと同じく食用にもなることから、果樹としても栽培されるという。繁殖力も強いらしいから、この一枝を摘んでも問題はないだろう。 (同上・雌花) (同上・雄花) (同上・雌花と雄花) (同上・雌花と雄花) 以上は、4月8日墓参から帰宅してすぐに、白い紙の上に花を置いて撮影したものであるが、しばらくすると葉がヘナヘナとしてきたので、一輪挿し代わりに小型のペットボトルに水を入れて差してみた。 するとすぐに元気を取り戻し、葉もピンとして瑞々しさを回復したのでありました。 今日(4月10日)現在の状態が下掲の写真です。 ちょっと、くたびれかかっている気もしないではありませんが、チョット見には未だ元気に見えます。 (同上・採取2日後の状態) アケビの実は、子どもの頃に食べて嫌いになったのか、見た目だけで食べる気が失せた「食わず嫌い」であるのか、記憶が曖昧なのであるが、これを食べようとは絶対に思わないヤカモチ。 花だけで十分であります。 万葉集の歌で「さのかた(狭野方)」というのが登場する。植物の名前だろうと考えられているが、如何なる植物であるかは不詳である。 これをアケビのことだとする説もあるので、ヤカモチ風に戯れ歌を1首詠んでみることに。 花のみに 咲きて見えこそ さのかたは 実にならずとも よしとや言はむ (本歌)狭野方は 実にならずとも 花のみに 咲きて見えこそ 恋のなぐさに (本歌)狭野方は 実になりにしを 今さらに 春雨降りて 花咲かめやも こちらは、実になってこその枇杷である。花だけが咲いたとて誰も喜ばないというもの。 (ビワの実の赤ちゃん) これは果樹栽培の枇杷ではなく、熟したとて鳥たちがついばむだけ。 先日の若草読書会のお花見の折に馴染みの果物屋さんにて早くも枇杷が並べられていたので、全部(と言っても8パックのみ)を買い占め、手土産にお持ちしました。そんなことで、今年の枇杷についてはヤカモチはもう食したことになります。 <参考>花関連の過去記事 花(5)・2022~ 花(4)・2020.4.~2021 花(3)・2017~2020.3. 花(2)・2012~2016 花(1)・2007~2011 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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