カテゴリ:岬麻呂旅便り
友人・岬麻呂氏からの旅便りが届きました。
今回は、珍しく一人旅。 南東北の桜めぐりの旅であります。 今年は全国的に例年よりも開花が早くなったというような事情もあって、「葉桜かも、なるべく標高の高いところを狙ってみる。」などと仰ってお出かけになりましたが、その首尾や如何に、であります。 <参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。 (旅・岬巡り報告308南東北桜めぐり&同写真説明) (同上付録※掲載洩れにつき2023年5月13日追加掲載) では、例によりまして、上掲の「旅・岬巡り報告308」などと共に、別途メールでご送信いただいた写真を並べ、その旅のご紹介をさせていただきます。 4月11日 関西空港➝仙台空港➝二本松IC経由➝岳温泉・鏡池➝同・桜坂➝安達太良山麓の桃畑➝川桁・観音寺川➝猪苗代町・亀ヶ城公園➝猪苗代町営磐梯山牧場➝鶴ヶ城➝東山温泉・庄助の宿・滝の湯(泊)、能舞台「花心殿」 仙台空港に降り立って、レンタカーにて、先ずお訪ねになったのは、岳温泉にある鏡池の桜とその鏡池に向かう坂、桜坂の桜であります。 (岳温泉・鏡池) (岳温泉・桜坂) 何れも見事満開であります。 安達太良山の中腹付近ということで、標高の高いところを目指されたのが功を奏したようであります。 (桃畑・安達太良山麓) はい、同じく安達太良山麓の桃畑も満開。 次は、JR川桁駅近くの観音寺川の桜です。 (観音寺川・JR川桁駅近く) 「有名ではないが両岸1kmの桜並木」とのこと。 丁度、満開を迎えていました。 そして、猪苗代町の亀が城址の桜です。 (猪苗代町・亀が城公園) 磐梯山を背景に亀が城公園の桜もなかなかの眺めです。 会津若松市の鶴ヶ城に対してコチラは亀が城。残念ながら城址ということで、鶴ヶ城のような城郭の姿はないようです。 (猪苗代町営磐梯山牧場) 同じく猪苗代町の磐梯山牧場の桜。 これで、七分咲きだそうです。 (磐梯町のマンホール) はい、今回もマンホールの写真を9点も送って下さいましたが、これは磐梯町のマンホール。順次ご紹介することとします。 そして、鶴ヶ城の桜です。 (鶴ヶ城) 桜の名所でもあり、会津若松市の定番観光地。 ヤカモチも何回か訪れている。 しかし、マンホールは桜ではなく松の図柄であります。 まあ、会津若松ですから、桜よりも松、仕方のないことであります。 大伴家持も「八千種の花は移ろふ常盤なる松のさ枝をわれは結ばな」(万葉集巻20-4501)と詠っていますな。 (会津若松市のマンホール) この日のお宿は、東山温泉・庄助の宿 滝の湯。 岬麻呂氏としては3回目のご宿泊だそうです。 対岸にホテルの能舞台「花心殿」があり、ライトアップされて、綺麗。 (能舞台「花心殿」) 花咲けば 松のさ枝は 結ぶとも 心は身にも 添はずなりける (岬北行) 4月12日 喜多方市・押切公園➝日中線枝垂れ桜➝米沢城址➝長井・最上川千本桜➝伊佐沢の久保桜➝烏帽子山公園➝高畠町・まほろばの緑道➝上山城、御幸公園・斎藤茂吉記念館➝天童公園➝天童温泉(泊)、倉津川の夜桜 旅の二日目は北上して、喜多方へ。 (日中線の枝垂れ桜) 見事な枝垂れ桜の並木。 日中線というのは、旧国鉄・喜多方駅と熱塩駅を結んでいた鉄道。 その廃線跡の桜並木であります。 日中線という名称は、熱塩温泉の北に位置した日中温泉に由来するものとのこと。 次は、米沢市の松が岬公園、米沢城址の桜。満開です。 (米沢城址) (米沢市のマンホール) はい、米沢市のマンホールです。 米沢市の市の花、アズマシャクナゲの図柄であります。 (長井・最上川千本桜) 最上川千本桜は、散り始め、とか。 伊佐沢の久保桜は、樹齢1200年のヤマザクラ、「樹勢衰え花少ない」とかで、写真はありません。 しかし、烏帽子山公園の桜はご覧のように満開。 (烏帽子山公園) そして、高畠町の「まほろばの緑道」(国鉄の廃線跡)も満開。 (まほろばの緑道) この近くには、童話作家・浜田広介の記念館があるそうです。 (高畠町のマンホール) 上山城の桜も満開。 (上山城) (上山市のマンホール) 天童公園の桜も満開。 (天童公園) 4月15日、16日が桜祭りで、この場所で「人間将棋」が開催されるのであるが、桜吹雪の舞い散る中での開催となったものと思われる。 (天童市のマンホール) (天童駅前の道路案内板) (倉津川の夜桜) この日のお宿は天童温泉。夜は倉津川の夜桜散歩。 見上ぐれば 倉津の川の 夜桜の 先に朧の 月はありける (朧家持) 4月13日 東根市・白水川➝堂の前公園➝村山市・東沢ばら園➝新庄市・最上公園➝山形市付近で車のトラブル、JAFに出動要請➝国営みちのく杜の湖畔公園➝仙台空港のレンタカー店で車の交換➝鹽竈神社➝岩沼温泉(泊) 天童市から更に北上、東根市へ。 (白水川の桜) 白水川は、東根市を東から西に流れ、最上川に合流する河川。 「観光地ではないが見事な桜並木の堤防」にて、知る人ぞ知る桜の名所。 まあ、大阪くんだりからはるばると「桜追いの旅人」がやって来るのですから、この時ばかりと景色は輝きを増すのでありました。 (堂の前公園) 堂の前公園は、東根市の東部山際にある市民憩いの公園。山の中腹まで植栽された桜が満開。 (東根市のマンホール) これはサクランボの図柄でしょうね。 次は、村山市の東沢ばら園。 ばら園に桜を見に行くというのは、バラに対して失敬な気もするが、桜が見事なのだから仕方がない(笑)。 (東沢ばら園) 此処の桜も満開。 (村山市のマンホール) 新庄市の最上公園の桜は七分咲き。 (最上公園) (新庄市のマンホール) 桜追っかけ一人旅。満開、満開で、ここまでは順調でありましたが、好事魔多し、山形市付近まで南下したところで、車のエンジンがかからないというトラブルが発生。JAFに出動を要請し、応急処置をしていただく羽目に。 国営みちのく杜の湖畔公園(此処では桜にも見放されたようで、花なし)を経由して仙台空港へ。レンタカー店で車を交換してもらい、最後の仕上げにと、鹽竈神社へ。 (鹽竈桜・鹽竈神社) はい、満開の鹽竈桜に今年も再会、旅の仕上げとなりました。 この日のお宿は岩沼温泉。 4月14日 岩沼温泉➝仙台空港➝関西空港 最終日は、移動のみ。朝の便で帰阪でありました。 以上です。本日もご覧いただきありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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