カテゴリ:虫
一昨日(5月2日)は月例の墓参でした。
(墓地) 恒例の門前の言葉は、この墓地への坂道を上って来る途中にある寺の門前に掲示されているのだが、未更新で前月のそれと同じものが掲示されたままであったので、撮影せずスルー。 往復の道すがら、目にとまった花などをいくつか撮影しましたが、それらは別途花散歩として記事にすることとしますので、当記事では虫散歩という形で記事にさせていただきます。 というのは、墓参の帰り道で、ナガサキアゲハという余り見かけない蝶を目にしたからであります。 (ナガサキアゲハ♂) 遠目にはクロアゲハかと思われた蝶が飛んできて、休耕田の一角の小石などが敷き詰められた場所に着地しました。 かなり距離がありましたが、じっとしたままなので、慎重に背後から接近し、撮影。 (同上) 一向に逃げようとしないので、更に接近して撮影。 (同上) 更に、もう一枚撮影。 (同上)<参考>ナガサキアゲハ・Wikipedia 撮影している時はクロアゲハを撮っているつもりでいましたが、撮った写真をよく見ると、アゲハチョウによく見られる、左右後翅の尾状突起がないことに気が付きました。で、調べるとナガサキアゲハという蝶のオスであることがわかりました。ヤカモチは初めて目にする蝶である。 南方系の蝶で、「1940年代には山口県西部や高知県南部、1960年代には淡路島へと徐々に北上し、21世紀初頭には福井県や神奈川県西部の太平洋側で越冬が確認されている」(Wikipedia)というから、今は近畿でも身近にみられる蝶なのかもしれない。しかし、ヤカモチが昆虫に関心を持ったのは小学生時代の一時期のことに過ぎないので、その頃の知識でストップ状態。 従って、これまで目にすることがあっても遠目のことなのでクロアゲハだと思っていたのかもしれない。 2009年には宮城県名取市でも成虫が確認されているらしいから、地球温暖化で成育圏を北へと広げているようで、温暖化の指標種として注目されているそうです。 この蝶だけでは、虫散歩とはならないので、他の虫も。 (ヤブジラミとテントウムシ) ヤブジラミといっても虱の仲間ではなく、白い小さな花をつけた植物のことで、虫ではありませんので無視してください。 虫はテントウムシの方であります。 テントウムシはヤブジラミではなく手前側のカラスノエンドウの方にとまるつもりでいたのでしょう。 カラスノエンドウにはアブラムシがびっしりとつくことがあるので、これを餌とするテントウムシもよくやって来ます。 しかし、見たところ写真のカラスノエンドウにはアブラムシらしきものが見当たりません。で、ヤブジラミの方に迷い込んだのかも。こいうのはヤブから棒ではなく、ヤブヘビと言いますかな(笑)。 テントウムシの幼虫もいました。 (テントウムシの幼虫) そして・・。 (キマダラカメムシ) こちらは、キマダラカメムシの成虫。 桜の木などでよく見かけるカメムシですが、これは草むらにいます。 まあ、虫も好みは色々でしょうから、それがどこであれ一定棲家ぞかしであります。 そして、最後は虫こぶ、虫癭であります。 (虫こぶ エノキハトガリタマフシ) これは、エノキトガリタマバエによるエノキハトガリタマフシという虫こぶである。一昨年の5月の墓参の記事でもこれを取り上げて記事にしているので、再述はしません。コチラ(虫散歩・虫こぶと繭 2022.5.3.)をご覧ください。 <参考>虫関連の過去記事はコチラ。 <参考> 墓参関連の過去記事はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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