カテゴリ:映画・演劇(とりわけミュージカル)評
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ミュージカル 「マリー・アントワネット」のドイツ語版 から2曲、この Marie Antoinette - Musikplayer (すぐ音が出ます!) で聴けました。 聴ける2曲は、 マリー・アントワネットとフェルセンのデュエット 「あなたは決してわたしのものにはならない (Du wirst mir nie gehoeren)」。 (日本語版では 「すべてはあなたに」 というタイトルで、涼風真世さんと井上芳雄さん・今(こん) 拓哉さんが歌いました。) 怪人カリオストロの歌う 「幻影のかずかず (Illusionen)」。 (日本語版では 「ILLUSION - 或いは希望 -」 というタイトルで、山口祐一郎さんが歌いました。) ほんの2分ほど聞いただけで、しびれてしまった。来年出るはずのCDだけでも買いたいです。 公演は、来年1月30日が初日。 ブレーメンの Musical Theater(ミュージカル・テアーター)で5月31日まで。 マリー・アントワネット役の Roberta Valentini さん。 ネットで聴ける1曲目を歌っています。 「レ・ミゼラブル」 で エポニーヌ役、 「エリザベート」 で エリザベート役、 「ジキル&ハイド」 で 娼婦ルーシー役、 「ウィキッド」 で エルファバ役、等々 華やかな演歴です。 舞台衣装をはずすと こんな感じのかた。 ダブルキャストは Maricel さん。 いっぽう、マリーと瓜二つだが貧しい少女のマルグリット役は、 Sabrina Weckerlin さんと Marion Furtner さん。 怪人カリオストロを演じる Ethan Freeman さんの実力も、ネットで聴ける曲でよく分かります。 ニューヨーク生れ。イェール大学を卒業後、ウィーンの音楽演劇専門学校で修錬。 英国はもとより、ドイツのミュージカル界でも20年にわたって活躍しているという、文字通りの怪人です。 「オペラ座の怪人」 のファントム役は、ウィーン、ロンドン、トロント、エッセン(独)で合わせて千回以上の舞台を務めています。 「エリザベート」 では 暗殺者のルイジ・ルキーニを演じ、 「レ・ミゼラブル」 では 警部ジャヴェール、 「美女と野獣」 の野獣プリンス役、 「ジキル&ハイド」 でも主役を演じるなど、演劇界の怪人にふさわしい演歴をお持ちです。 ダブルキャストは Marc Clear さん。 ドイツ生まれの英国人。 こうして国境をまたぎ言語を飛び越えて活躍する人々を見ると、日本で韓国人や中国人、台湾人の役者さんも活躍しているのが自然なことに思えてきます。 最後にフェルセン役の Patrick Stanke さんをご紹介しましょう。 ネット上の曲で Roberta Valentini さんとデュエットしているひとです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 27, 2008 11:28:23 PM
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