テーマ:中国&台湾(3301)
カテゴリ:台湾の玉石混淆
台湾の大学・大学院・専門学校への中国人留学生入学が来年には解禁になるそうだ。
どうせ既にスパイはたんと入り込んでいるだろうから、オモテで中国人留学生をシャットアウトしても意味がない、という判断だろうか。 中国人留学生は当然ながら “祖国統一” の宣伝と組織化に努力することを条件に送り込まれる。 今まで台湾にいたのはスパイだからオモテ立っての運動はせずウラからの策動だったろうけど、オモテから来た中国人留学生ならオモテ立って堂々と学内で “祖国統一” 宣伝に力を注げるだろう。 それに乗る台湾人学生ではないだろうけど、臭い球として考えられるのが嘘八百を並べる反日運動の展開だ。 親日国の学生を反日に洗脳する使命を託されて来ることは十分考えられる。 中国で政府が反日をあおると、反日が反共産党に転化しかねないから危険だが、台湾へ留学生を送って反日をあおる分には、中国にとって失うものは何もない。 台湾政府が中国人留学生の数に一定の枠を設けることを祈る。中国人留学生の日常をチェックして、透明性のある運用をしてもらいたいものだ。 日本経済新聞 平成22年8月20日 6面記事 ≪台湾、中国人学生の留学解禁へ 【台北=新居耕治】 台湾の立法院 (国会) は19日、中国人学生が台湾の大学・大学院や専門学校に留学することを解禁する法改正案を可決した。 教育部 (教育省) はこれを受け詳細規則を早期に策定する方針で、来年には初の中国人留学生が誕生する見通し。≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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彼らの事を不思議で嫌な存在だと思っていました。でも、彼らが”勝ち組と負け組”ということ(又はアイデア)によって、振り回されている人たちなんだとわかった瞬間、彼らの言動をそんなに真剣に受け止めなくても良いのかなと楽になりました。(私の理解が間違っていたら、正してください。)
ところで、泉様は ラルフ・タウンゼントの”暗黒大陸中国の真実”をお読みになった事はありますか? もしあれば、現在の彼らをその本が書かれた時代の彼らとどう比較されますか? 実は、私はまだその本を読んでなくて、アマゾンのレビューしか知らないので、こんな質問をするのは少し変化も知れませんけど、もし時間があればお答えください。 私は、政治経済に関して、とても未熟なのでこのコラムで勉強させていただきます。 ありがとうございました。 (Sep 18, 2010 06:01:26 PM)
日本さん、
拙著をお読みいただき、ありがとうございます。 折りしもまた反日デモが始まり、あの本を出した頃に戻った感じがします。 中国人の本性が変わらない以上、テキトーに反日が見えていたほうが、日本企業の中国進出も慎重になるし、中国人を日本人から区別して見なければならないことが欧米など第3国の人にも分かるし、まぁ、よいことではないのか、と割り切りが必要だと思っています。 『暗黒大陸中国の真実』 は、読んだことがありません。来月になったら、図書館で借りて読んでみます。 (Sep 18, 2010 07:51:53 PM)
先生の本は、中国人の本性を知る上でとても重要な物なので、もっとたくさんの人に読んでほしいと思います。
本の中での、”日本は前の戦争時みたいに、あせってはいけない。”という内容にも同感しました。日本は吟味して国益になるビジネスのみをすべきです。 ところで、先生は黄文雄氏を聞いた事がありますが?この方も中国人の事をわかりやすく説明している人物です。 彼は、中国を理解するには逆の思考で考えなければならないと言っています。例えば、一般的に経済が悪くなると国が滅びると言われますが、中国では経済が順調だと民主化が進み国が滅びるという感じです。 これに関して先生は全て良くご存知だと思いますが、面白い説だったので参考までに書かせていただきました。 http://www.youtube.com/watch?v=0EyZh043e60& ;feature=related (私はどの国の崩壊も願っていません。念のため) 話は変わりますが、先生は日本の情報戦略又は策略をどう思われていますか?私はこういう事に関してまったくの未熟者で(だからこそかもしれませんが)とても不安に思います。 最近になってやっと先人がどれだけの思いで戦争で亡くなったかわかりました。みんな平和を願って命を落とされていきました。 現代の人も平和が好きです。でもそれを保つのはとても難しいと思います。戦争を起こさせないためには情報の面で既に勝っていないとだめだと思います。 先生の考えはどうですか?もしよろしければお答えください。 まだこのブログを全部読んでいませんが、これから読ませていただきます。 ありがとうございます。 (Sep 19, 2010 12:35:13 PM)
日本さん、書き込みありがとうございます。
なお、ご質問の「日本の情報戦略」等については、ときどき書いていますので個別にはコメントしません。あしからず。 (Sep 20, 2010 06:54:23 PM) |
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