ダイアモンド博士　学校の社会科見学の意味

2019年09月25日

やっぱりダイアモンド博士の話は面白い。伝統社会と現代社会を比べ掘り下げる講義を観ている。２つ以上の言語を話せる方がアルツハイマー病になり辛いとか１日にカロリー(インスリン)や塩分(腎臓)取り過ぎるから成人病になるから伝統社会では成人病はないとか興味深い。

親の都合なしに常に母親と肌を触れ合う状態の伝統社会の赤ちゃんは授乳の回数がとても多く泣いたら授乳をする事で母親に避妊効果があるとか。泣いたら常に誰かが抱く(アロペアレンティング)と言うのも安心感から成長が早い事が解っているとか。基本的に伝統社会ではこどもを一人の人間扱いなんて話も。

小さい時から火やナイフを使い、10歳の子が旅行客等に勝手に話し掛け商売をしたり等かなり自立してる。逆に言えば自立出来ない人間の面倒は見られないと言う厳しさもあるのね。出来るだけ早く村の共同の仕事に参加出来る様にする子育てなんだね。

危険な事は別の話だけど何でも自分で出来る様にとか大人が間に入らず自分で話し掛けて知らない人に確認するとか、うちを含めて一部のホームスクーラーさんちのやり方に所々似てるなぁとちょっと思ったり。

ネット等の情報が溢れている訳でもない文字のない伝統社会ではご老体を非常に大切にするとか。何かあった時高齢者が書物の代わりになり村人を助けるとか。日本にもお婆ちゃんの知恵と言う言葉があるなぁ。

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今うちの子が学校に戻されて同年齢の集団に入れられたら虐め等なくても心が壊れると思う。学校の社会科見学も耐えられなくて泣くレベルだろうと想像。こんな話すると『其処を乗り越えないと成長しない』とか言うお化けが出るが全く的外れである事は言っておく。人生には乗り越える意味のない物もある。