バ レ ン タ イ ン の 女
外は冷たい風が吹いているようだ。。。
喫茶店での待ち時間も退屈だし
この女も少し疲れていることだろう。
女の選んだチヨコはどんなんだろうか。
2000円の和風チョコだという。
このチョコは「和風七つの味」という
七つのチョコのボトルに日本酒・梅酒・ぶどう酒・
ブランデーなどのお酒が入った大人のチョコである。
まあウイスキーボンボンより少し大き目の和風の
チョコレートといえるだろう。
チョコをなめるとお酒の香りがして。。。
しばらくするとチョコが溶けていき、お酒の味が
ジュワッーと舌にひろがっていくのだ!!
その味に女の愛を感じるっていうわけ?
一日一個を食べて1週間にわたり愛が伝わるのだ??
男が毎日一個づつ食べてくれるかどうかは
わからないけれど・・・
チョコが嫌いかも知れないし?
聞いたことがあるのだがチョコアレルギー
なんていう人もいるようなんです。
でも女にとっては結果はどうであれ甘くせつない
のがバレンタインデーのプレゼントなんです。
チョコは少し大き目だから一日一個で十分です。
アルコールが入っているからチョコの酔い心地で
ああ~美味しいバレンタインチョコだなあ~
こんなチョコレートはじめてだよ!!
**さん素敵な美味しいチョコをありがとうー☆
なんて言ってもらえるチョコかも知れないなんて。・
このチョコレートを筆者文楽も食べてみたいよ。
だって七つの味が楽しめて美味しそうだからねぇ。
いやいや、これはこれはこれは話が脱線した。
いらぬことを書いて申し訳ない!!
これは単なる余談ですからねぇ
さてさて、本題にもどさねばならない。
この女の知りたいことついて
これから書かねばならないのである。
バレンティノが死ぬ前に。。。
「あなたのバレンティノより」
という手紙を残した。
これにちなんで2月14日に
恋文を出すことが盛んになった。
欧米ではバレンタインカードを
送るのが盛んになったのです。
男性から女性にカードなどを贈るのが
世界的・共通的なバレンタインの日なんです。
だから日本のように女性から男性に贈り物
をするのは世界的にみると逆のことなんです。
さらにチョコレートを贈るのも日本が
生み出した独自の習慣です。
日本でバレンタインデーの広告を最初に
出したのはいつ頃だっただろうか。・。・
これは、昭和11年にモロドフが出しました。
モロゾフというとモロゾフチョコレート?
モロゾフというとたしか神戸にあったような
気がしますが間違っているかなっ。
そして昭和30年代に入ると恋人に贈り物を
する日としてデパートがいろいろ宣伝しました
が定着しなかったのです。
ところが昭和33年になり、メリーチョコレート
が新宿伊勢丹で「バレンタインデーにチョコ
レートを贈ろう」というキャンペーンを行った。
バレンタインの日にチョコレートを贈ることを
はっきりと打ち出したのはメリーチョコレート
が最初だったのです。
だが最初の年は単なる話題になっただけで
チョコレートはほとんど売れなかったらしい。
しかしこれを最初としてバレンタイン広告が
毎年でるようになったのです。
そして昭和50年からバレンタインの日に
チョコを贈ることが定着したのであった。
女性がチョコレートなどの贈り物に添えて
愛を告白する日となったのは?
本命や義理チョコが話題になったのは?
このへんについてはいつの頃からなのか
知らないのでゴメンナサイ。
最初は恋人にチョコレートを贈ろうだったんだ!!
でもその恋人がいつしか男性になり、女性から
贈り物(チョコ)を贈るようになった?
チョコをもっと男性に食べてもらいたい!!
そういうのがあったのかも知れないね。
まあとにかく昭和33年にスタートしたんです。
すでに約半世紀もたっているんです。
今ではチョコも多種多様ですねぇ~
手作りや時季ものの有名ブランド・
ショコラティエといわれる職人のチョコまで。。
この時季にはどっと店にあふれます。
あまり聞いたことのないメーカーまでが
チョコを売り出すんですからね。
でもあたりはずれもあるようです”
チョコレートの売れ残りがありました。
半額の売値がついている!!
今日は文楽コレを買いました。アハッ
V・S・O・Pブランデーのボンボンです。
値段は半額で300円でした。
ボトル型のチョコが12個入っていました。
チョコとウイスキーがミックスされて
美味しかったです。
いや~つまらぬことを書いてしまったが、
このくらいでいいでしょうかねぇー
ホワイトデーについてはまたつぎに。。。
「ほんとよくわかりました”」
「ありがとうございました”。<(_ _)>」
女は了解をしてくれた。
そして、しばらくしてからまた席をたった。
急にどこへ行くのだろう。・。・
それは2度目の化粧室であった。
最後の化粧を整えている美しい
女がひとり鏡の前にいた。
つづく