仕事が忙しくそしてメカオンチの私は
どうしょうもない化石のような男に
なってしまった。
みんなパソコンで処理をするようになっても
手書きで書く時代遅れのアナログの男だった
私はなぜ人よりも仕事の量が多いのか・・・
仕事に余裕があればワープロといわずパソコン
までマスターできるのにといつもそんなことを
考えながら仕事をした。
男が「貸してあげるからワープロ使っていいよ!!」
と一度口にしていった以上貸した同僚が
「お返しします」と言わないかぎりすぐに
返してくれなどとは言えないものです。
返してもらうには返してもらうだけの
大義名分がいるのである。
なんだい!! 自分のワープロじゃないか
そんなもん返せと言えばいいだろう・・・
そう思う方もいるでしょう。
でも私はそれを言わなかったのです。
あえて言わなかったのです。
亡くなったテレサ・テンの歌のように~♪・・・
時のながれに身をまかせたのです。
ああ~夢もち望もない私の事務処理法!!
なさけない思いでいっぱいでした。
つづく