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2006.11.13
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カテゴリ:仁徳
今日から時折、日本人として品格のある人を紹介します。
わたくしの考える品格のある日本人とは、その立場に於いてプロフェッショナルであり、基本理念が勧善懲悪である人をいう。
勧善懲悪なんて言葉は、懐かしく感じる位、近日使われなくなった。
これこそが、こういう風潮こそが、日本を日本らしくしていないのではなかろうか。
また、あわせて日本人として品格に欠ける人も紹介する。
他山の石にでもしていただきたい。

三日前、はらたいらさんが酒の飲みすぎで亡くなった。享年63歳。
とても若い方は、はらさんのことを知らないかもしれないが、そんなに若くない方は皆知っている。
30年近く前のテレビ番組「クイズダービー」で圧倒的な正解率を成し遂げた四コママンガ家だ。
このクイズ番組は、回答者が正解を答えられるかどうかをゲストが賭けるのだ。
クイズ内容は多岐に渡り、博学な回答者が“名馬”となる。
はらさんは素晴らしく博学であり名馬であった。
正解率が高いためオッズは抑えられた。
(逆に、世間ズレの篠沢教授は何時もオッズが高かった。)
はらさんはオッズが低いため、通常はゲストは賭けないのだが、最終レースではギャンブルで多くのゲストがはらさんに身投げしたのだ。
そのときの決まり言葉が「はらたいらさんに全部!」である。
はらさんの博学には、みんなが信頼し尊敬していたのだ。
「はらさんなら、きっと正解を教えてくれる。」
みんなが、そう信じていた。そして彼はそれに答えたのだ。
同期の回答者である竹下恵子さんが今朝語っていたが、はらさんは新聞を毎日隅から隅まで読んでいたのだそうだ。おそらく歴史書などの書物も読みあさっていただろう。
そうやって血まなこの努力をして「はらたいらさんに全部!」という信頼を得たのだ。
知識と富を得ても驕ることなく、遅刻と原稿遅れを絶対にしない。そんな日本人だったという。

日本の教師(特に小学中学時)は全員こうであってほしい。
博学で、真のインテリであってほしい。はらたいらさんのようであってほしい。
子供は大人をよく見ている。ノリだけのスカポンタンか、インテリか直感で判断している。
はらさんはクールであったし、決して知識を驕ったり押し付けたりしなかったが、みんなが耳を傾けたのだ。
こういう博学者が児童教育の場に必要だ。


一方、スカポンタンなセンセイにも出会った。
この中年女は小学校教員で、先日、転んだかなんかで膝を打撲し一週間後に控えた生徒の富士山登山に同行すべきかリタイアすべきかとか、けったるいことを大声で言いながら治療を受けていた。
打撲を早急に治す方法なんか無いのを分かっているのかいないのか。
「先生も大変だねー。」と言ってもらいたいのか。
6時間目が終わったらすぐにの時刻に度々現れた。
優しい院長他同僚スタッフは相手にしていたが、私は当初から無視していた。
なぜなら、この中年女センセイは学校という公共の“生徒のための”教育の場を 自分のステージにしているからである。
富士山登山は生徒にとって生涯の思い出となる一大行事だ。
それを己の不覚で転んで膝を痛めて「どーしよー」とは何言ってんだ。
血を吐きながら生徒と登るか、一部の喘息の生徒と麓で応援してほしい。
こういうヒトが、わたくしから言わせる“その立場のプロでないヒト”なのだ。
そして、本日、中年女センセイに始めて施術することになってしまった。
私は紳士に、「膝の痛みはどうですか?」と、まず訊ねた。
すると、驚くことに、この保険治療という場で、しかも私に対して、
「ボチボチかなぁー」と発言したのだ。
私はこの職を10年以上務めるが、10代の児童からも、ガングロのギャルからも「ボチボチかなぁー」なんて返答されたことはなかった。
こちらが紳士に伺えば、誰もが真面目に症状を訴えていた。
(「別にわるいところない。」も素直な意見としてもちろん有りだ。)
ところが、このバカ女は、「ボチボチかなぁー」。

一体全体、なに言ってんだ。
例えば、自分の生徒に、
先生「九九を予習してきましたか?」と聞いて、
生徒「ボチボチかなぁー」
と、答えたら、この場で間違っていると思わないのだろうか。
それと同じに施術者が施術の場で聞いているのだからコギャル以上のインテリな返事をして欲しい。
まったく、情けなくなる。

こういう、国語を解っていないバカ女がセンセイになっているから教育の場がおかしくなるのだ。


横尾けいすけ
yokoo・depas・bowie・keisuke






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最終更新日  2006.11.14 01:10:09
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