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(~続き)
映画の内容も良かったです。 メインテーマである「親子愛」についてもしっかり語られていた。 この物語の登場人物のほぼ全員が「親子愛」について困惑しているのだ。 原作本を読んで気付かなかった方はもう一度読み返してみてはいかがでしょうか。 映画で判断に困ったのは、瑛太と松田龍平の台詞。 演技は二人とも素晴らしい。度々出てくるタバコを吸うシーンも上手い。最近の俳優はタバコを吸う演技が下手だ。その点この二人は最高。 困らせるのは台詞回しで、心荒んだ男を表現しているのだろうが、クール過ぎて魅力がない。特に瑛太は“がむしゃらな男”も演じられるのに演出なのだろうか。 昨年、村上春樹の代表作品を台無しにした映画化が有ったが、あれも台詞にリズムが無かった。 しかし、瑛太も龍平もまだ20代だという。二人とも毎年良くなっている。30代や40代の彼らも楽しみだ。 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to keisuke450@gmail.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.24 23:07:53
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