カテゴリ:レビュー 感想
先日、先行上映会で、新作の猿の惑星を観てきました。
ストーリーが、先の敗戦した戦争に突入する大日本帝国のようで興味深かったです。 あらすじは、進化した猿と人間の戦争です。それはまるで、大日本帝国が、その数年後には建国以来初めての敗戦となる大東亜戦争に、突入せざるおえない状況を比喩しているかのようでした。 日本の先の戦争では、二・二六事件などの急進派のクーデターが結果的に軍部の力を強めてしまい、その後の開戦決断に拍車を掛けました。 この映画でも人間社会と猿社会の双方に、個人的な思想で攻撃をする者が出てきます。双方のリーダーは戦争を避けるようの努力しているのに、政治的な体制とは違う行動を取る者が居るのです。「猿を撃つな、銃を全て捨てろ」と指導しているのに、銃を隠し持つ人間の一男性。また、兵器を保有する人間との戦争は、あまりにも不利だし死者を出したくないから、戦争を避ける方針だとする猿社会側のリーダーの意見に、逆らうひとりの猿。 この男も、そしてこの猿も「殺される前に殺すべきだ」という主張なのです。その思考の根底には、強い恐怖心が有るように私は思います。恐くて恐くて仕方がない人は、恐怖感を自分で大きくしてしまい、妄想の如く近未来の悪いストーリーを考えてしまう様です。 まるで、78年前の日本でも、恐怖心の強い将校が悪いストーリーを妄想したのではないかと、この映画で感じました。 http://www.foxmovies-jp.com/saruwaku-r/ そういう意味では、日本の自衛隊は大変に勇敢です。周知のとおり、現在の自衛隊は法律上、武器を保有していても利用することが大変な困難です。“有事”というのは、政治家の判断と指示を待っている暇などないのです。ロックオンされたら、数秒後にはおしまいです。そういう、まるごしに近い状態で、60年間日本国民を守ってくれた自衛官は、真の勇者だと思います。 大切な あなたが 幸せでありますように。 横尾けいすけ ブログランキングに参加しています。 よろしければ クリックして下さい。 ありがとうございます !!
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最終更新日
2015.03.29 17:09:03
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