カテゴリ:銀輪万葉
我が恋は まさかもかなし 草枕 11、12日と群馬県高崎市への銀輪万葉に出掛けて来ました。 多胡碑は鞘堂の中に在る。写真右の碑は江戸時代のもので、多胡碑を詠んだ歌が刻まれている。(写真下右はその副碑) 多胡碑には他に、穂積親王、左大臣石上尊、右大臣藤原尊の名が刻まれている。穂積親王は大伴家持の叔母であり義母でもある坂上郎女の夫でもあった人物であり、但馬皇女との恋でも有名。石上尊は石上麻呂のこと。藤原尊は藤原不比等のことであろう。 (榎) 多胡碑のある小丘は公園になっていて、榎が黄色い花をいっぱいつけていました。傍らでは、欅の大木が空に枝を張っていました。松風氏の絵のことを思い出したりも。 (ケヤキ) 傍らを流れる鏑川は茫洋とした春の景色、川畔は桜、桃が今を盛りと咲き匂い、風がしきりに花を散らせている。河原では菜の花が頼りなげに風に揺れている。
鏑川畔の道も自転車にはなかなか快適である。しかし、本日はここまで、これから、散歩に行って参る。 (国道を避けて田中の道を走る。) 妹と来し 道はありけり ひとすじに 吾妻春辺を 恋ひつつ行かむ (偐家持) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[銀輪万葉] カテゴリの最新記事
|
|