カテゴリ:友情の使者
^-^◆ 友情の使者3
【病的な女将さん[1/5]】 「 このお惣菜……、みんな大将が 作られたんですか……? 」 とても、そうとは思えなかったが、 なんせ初対面なので……さらっと、 そんな風に聞いてみた……。 「 いえいえ、家内です…… 」 火の上で、手をせわしく動かしながらカウンターの向こうの 隅に向って、顎をしゃくる様にして大将が応えた……。 離れているので気付かなかったが……女性がカウンターに うつ伏せになっている。 ……眠っているのだろうか……? ちょっと見た目にはお客さんが呑み過ぎて臥せっている様に 見えたが、……なんだ……女将さんだったのか……。 (居たんだー……。でも具合でも悪いのだろう……やっぱり) 大将はスポーツマンタイプで、笑顔が凄く若々しい……。 「 大将、相当に若いでしょう? 女将さんは姉さん女房ですか? 」 「 ははははっ……バカは歳取らないっていいますからね……。 これでもけっこうな年ですよ…… 」 見た目には、とても信じられなかったが、色々と話してみると、 何と、大将の方が自分より5歳も年上だった。 参ったなーーー……。<`~´> ホントに大将って若く見える。……背が高くてスリムだし……。 他の客との会話で、ゴルフの名手であるのが察せられる。 そんな話をしたものだから……、 初対面なのにお互いの歳がバレて……、 「 そんなら、お客さん……ウチの家内と一緒の歳ですよぉー 」 って……大将が言った途端……。 「 何!!誰が私と一緒だって…… 」……って言って、 カウンターにうつ伏せになっていた女将が顔を上げた。 ……ドキッとした……。 <続く> ============================================================================ ◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い ◆◆クリックして~~ ( ^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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