カテゴリ:JRにまつわるほのぼの話
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^-^◆ 人の人情の温かさ(列車通勤ほのぼの話) 「切符を拝見します」……と言われて目が覚めました。 「乗ってすぐ、発車もしないうちに検札に来たくせに……、 この車掌何考えてんだ。もう……<`ヘ´>」 突然起こされた苛立ちもあってか、 切符を探しますががなかなか見付かりません。 こんな場合、しまったはずのポッケにないときは、 思い込みでなかなか見付からないものです。 「赤場迄だから、特急券さっき買ったろう?」 ……と、探しながら言ったら、なんと 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 「赤場は今、出ました」 「えっ!」 「次は樫恵です」…………だと……。 ガックシ( ̄▽ ̄;) (降りているはずの席にいるので検札に来たわけです) 「折り返しあるかね?」……必死の面持ちで聞きました。 「この列車が着いて5分後に赤場行きが参ります」 ホッとした途端…………特急券が見付かりました。 「ありがとうございます」と言って車掌が去ったあと、 悔しさが込み上げてきました。 「どうせ起こすんなら、赤場に着く前に起こしてよ!(`へ´)」 …………100%愚痴であります。(;゜0゜) 特急列車の一駅は距離が長く、タクシー代にしますと、 5000円は軽く越えます。 (一応、前科者の知識でありまーす。(^皿^)) やっと樫恵に着きました。イヤー長かった。(;一_一) 急いで一番ホームに移動です。 下りの階段があと4~5段辺りまで来て落ち着きました。 まだ、列車は着いていません。 「下田さんじゃないですか?」 突然、後ろから呼ばれて……驚いて振り向きますと、 「やっぱり、下田さんだ。似ていたんで追いかけてきました」 「えっ?森園さん?あっ、樫恵にお住いって言われてましたね」 何と、お世話になっている会社の課長さんじゃないですか。 「乗り越されたんですか?」 最も知られたくない……事実でした。(恥ずかしい) でも、ここで降りる人が、 何故ホームまで追いかけてきたんだろう?……と思っていると、 「僕は車ですから、お宅まで送りましょうか? もう、折り返しの列車は無いでしょう? タクシーは相当高くつきますよ」 びっくりして、ジーーーンときました。 相手は、お客様ですよ。恐縮の至りです。 「車掌が、すぐ折り返しがあると言っていましたから……」 と、言いかけますと、さっとスマホを出してモジョモジョ。 流石に若い人ですね。 「あーーー、もうすぐ来ますね。良かった。心配しました」 「心配かけて申し訳ありません。ご好意ありがとうございます」 感動的に嬉しくて、心からお礼を述べました。 営業面では、お客さんに随分無理も言っている間柄なのに……。 「ではお気をつけて……」と、向こうに歩いて行かれる 爽やかな後ろ姿に、何度も頭を下げた……私でした。(^。^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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