カテゴリ:フーテンの寅さん
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![]() ------------------------------------------------------------- 私、生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天でうぶ湯をつかい 姓は車、名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します とかく西に行きましても東に行きましても 土地 土地のお兄貴さん お姐さんに ご厄介かけがちなる若造です 以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして 向後万端引き立って よろしくお頼み申します ![]() ![]() ---------------------------------------------------------------- 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<12/48> 【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<11/48> ■■ 『男はつらいよ』第12作 (私の寅さん)■■ 監 督 :山田洋次 脚 本 :山田洋次、朝間義隆 マドンナ :岸 恵子 ゲストスター:前田武彦、津川雅彦 常連 スター:渥美 清、倍賞千恵子、前田 吟、 太宰久雄、佐藤蛾次郎、中村はやと 三崎千恵子、松村達雄、笠智衆 ロケ地 :熊本県天草、阿蘇、大分県別府 封 切 :昭和48年12月26日 上映 時間 :1時間47分 <あらすじ> 小学校時代の無二の親友・柳文彦(前田武彦)と再会した 寅次郎は、連れて行かれた家で、妹のりつ子(岸恵子)と 初対面で大喧嘩。寅次郎のことを「熊さん」と呼ぶりつ子に、 「キリギリス」のあだ名をつけてしまう寅次郎だったが……。 その寅次郎が彼女が病気と聞かされて早速見舞いに出かけた。 その看病をした寅次郎が恋の病でどっと床に就いた。 ![]() ![]() ![]() 例によってとらやに帰ってきた寅次郎。 おいちゃん・おばちゃんとさくら一家の5人が翌日から九州へ 旅行に行くところであった。寅次郎に気を遣ってそのことを 言い出せないとらや一家。やがて知った寅次郎は大むくれ。 ![]() 育てて貰ったお礼というさくらの諭しで、寅次郎も理解する。 ![]() ![]() 大分・熊本・長崎の3泊4日の旅でとらや一家は旅立った。 おいちゃん・おばちゃんも満足感でいっぱいだが、様々な機会に 寅次郎のことが思い出される。 ![]() 夜、寅次郎に電話を……。 寅次郎があまりにも寂しそうな様子を見せるので、 気の毒にも面倒にも感じてくる。結局3日目の、熊本城を最後に 旅行を切り上げ柴又へと帰ることにする。 そして、寅次郎が旅疲れの一行を気遣ってご飯や風呂の用意を してくれていた事を知り、皆でほっこり気分…………。 まっとうな人間になり、近所の評判もよくなっていた寅次郎で あったが、さくらは「喧嘩も恋もしない」寅次郎にちょっとした 寂しさを感じていた。 そんな時偶然、寅次郎は小学校時代の無二の親友で放送作家の 柳文彦(前田武彦)と数十年ぶりに再会した。 ![]() 誘われて彼の妹で画家のりつ子(岸惠子)の家を訪れたが、 寅次郎とりつ子は初対面なのに、いきなり売り言葉に買い言葉で 大ゲンカを始めてしまう。 寅次郎の「女だてらに絵なんて描く奴にろくな女はいねえ」 の言葉にりつ子は腹をたてる。しかし、文彦に寅次郎を許して やってくれと頼まれる。 ![]() ![]() 気分も落ち着いたりつ子がとらやに謝罪に来る。 寅次郎は前言を撤回。 「絵描く人に悪い人はいねぇよ」と、りつ子に惚れてしまう。 とらやの団欒に加わったりつ子は、食生活が適当になってしまう ことや、兄の文彦が時々お金をくれることを話す。 りつ子は自分の作品にたいする拘りで、生活に苦労していた。 ![]() ![]() ![]() 絵の師匠の家を訪ねたりつ子は、そこでかねて心を寄せていた 三田(津川雅彦)という画家が金持ち令嬢と結婚する話を聞く。 ![]() それ後食欲を失い臥せってしまったりつ子を寅次郎が見舞う。 りつ子は、寅次郎の自分への恋愛感情に気付かず、「失恋した」 ということを語る。 ![]() ……が、それを聞いた寅次郎が恋の病にかかってしまい、 今度は逆に寅次郎を見舞ったりつ子は、寅次郎のうわごとに、 自分への気持ちを知ってしまう。 寅次郎に友達としてそばにいてほしかったりつ子は思い悩むが、 心の整理のつかないままりつ子を訪れた寅次郎に、 「女」として見られることはうれしいけれども「困る」という 苦しい胸の内を明かす。 寅次郎は、自分の気持ちがりつ子に心配や気苦労をさせて、 絵を描く邪魔をしてしまったことに気付き、旅立つことにする。 ![]() さくらにりつ子の食生活のことを託しつつ、とらやを発つ。 りつ子は「いつまでもいい友達でいたかったのに」と残念がり、 正月にスペインから送ってきた年賀状には「私の寅さん」と 書いていた。 その頃、寅次郎は阿蘇で絵を売っており、 「(自分の一番好きな絵として誰にも売り渡したくない)非売品」 としてりつ子に描いてもらった自分の肖像画を飾っていた。 ![]() ◆ 冬は温暖な所へ行き夏は涼しい所へ行く寅次郎の旅の原型は、 この作品から明確になった。 ◆ 普段とは逆でとらやの面々が九州に旅行し、寅次郎が留守番 をする珍しいシーンも収められている。 留守番シーンではタコ社長のエプロン姿もある。 ◆ あだ名ということで言えば、りつ子は「キリギリス」。 寅次郎のみならず、兄の文彦もそう呼んでいる。 さくらは、第10作に続き「らっきょう」。 第10作でさくらが内職としてやっていた洋裁のエピソードも 本作では出てくる。 りつ子の誤解に基づく寅次郎の呼称は、「カバ」、「熊さん」。 <後 36回続く> ※ 画像・記事の一部は、ネットから拝借しました。 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ![]() ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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