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2008.03.15
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カテゴリ:ピアノ
前回のレッスンでは、和声法をみっしりやらされてちょっと勘弁、って気分になったけど、おかげでバッハは上がった。よかった~。
で、前回から新たに挑戦しているのがOp.118-2のインテルメッツォ。これがまた難題で。
昔から好きな曲だし、アンダンテだし、複雑じゃないし、美しい曲だし
ブラームス特有の後ろ向きのロマンティシズムが堪らなく心地良いし……。
メジャーな曲ではないが、こういう大人な曲を美しく響かせられたらいいなあとずっと思っていたんだけど、やっぱりやっかいな曲だった。
先生も、どう教えていいのかわからない感じだったよ。そもそもレッスンで扱うような曲ではないのかもしれない。そういえば、ブラームスって、子供の頃は一曲もやってない。

もごもごする曲だなあ。やぼったい和音のアルペジオが、自分が弾くと本当にやぼったくなるよ……。とりあえずアナリーゼをやる。

さて、ドビュッシーは結局2曲あがったところで力尽きた。自分にはいろんな意味でハードルが高い。フランスのエスプリよりドイツの無骨さのほうが近いところにあるからな(笑)。

で、次、何弾こうかなあとまた相談。
先生のピアノの上にある楽譜(先生が自分用にレッスンしている曲)は、ショパン、ラヴェル、リスト。
「あ、ラヴェルの鏡がある。やっぱり“道化師の朝の歌”弾きたいなあ?」とチラリと先生の顔をうかがう。ついでにその楽譜を自分のピアノの譜面立てに載せて、頭数小節弾き始めて、(だめですか?)のアピール。

先生てば、思いっきり苦笑い。「まあまあ、そのうちにね」という感じであっさりスルーされる。
そりゃ、3度の重音グリッサンドは無理だけど、超速の同音連打も無理だけど、でもあのリズム感やバーバリズムは捨てがたい。弾けるようになりたいよ~っっっ!!!

ラヴェルのお許しが出なかったので、「じゃあクライスレリアーナが弾きたいです」
「謝肉祭か幻想曲はどう?」
そういえば、幻想小曲集を弾いていた時、「次は幻想曲弾きましょうね」と言われていたんだった。うう~ん、曲的にはクライスレリアーナのほうが好きだ。

「ショパンをしばらく弾いてないでしょ。ショパン弾きましょうやっぱり」
ときた。最後に弾いたのは「舟歌」で、もう1年以上前だな。
「弾きたいので残っているのはバラードとスケルツォぐらいしかないんですよ」
「それやりましょうよ」

でもなあ。一番ピアノが弾けた、止める寸前の高校生の頃習ったスケルツォの2番を、20歳をだいぶ過ぎてから弾こうとしたら、全然弾けなくなっていて、以来ちょっとしたトラウマになっている。ラヴェルの「水の戯れ」もしかり。ピーク時のレベルには全然追いついていない。

「音大行かなくても、バラード1番弾ければ、『ピアノやってます』って言えるレベルよ。ピアノ続けていてよかったって思えるレベルとも言える」

先生、なかなか薀蓄のあることをおっしゃる。
やっぱりね。バラード1番を華麗に弾くのは私の夢でもあるんだよ。

「じ、じゃあいきなりバラード1番は敷居が高いから、とりあえず昔一度弾いたことのあるスケルツォ2番で。でも、本当に今はもう弾けないんですよ」
「オーケー。がんばって。楽譜はどれもってるの?」
「パデレフスキー版。でもバラバラで崩壊寸前」
「ああ、昔の版は紙も劣悪でひどかったわねえ。中も毛羽立っちゃって」
「開放前のポーランド製ですもんねえ……」

と、年齢相応な会話を楽しむ。
とりあえずパデ版でいいので、可能だったらコルトー版を買うこと、と指示される。
はあい。

さっそく家に帰って、すでに崩壊している楽譜を探し出す。出だしは「ゴキブリッ、ゴキブリッ」だったな(そうやって覚えた)。
……耳の馴染んだ曲だけに、自分の演奏のひどさにめげそうになる。そして体力続くか心配になる。
とりあえずがんばる。





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Last updated  2008.03.15 23:08:52
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