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テーマ:今日のピアノ♪(713)
カテゴリ:ピアノ
今年最初のレッスン。
相も変わらず平均律とスケ2。しかもスケ2はそろそろ仕上げに入る時期なのに、14番の平均率のフーガを延々アナリーゼしていて時間が過ぎる。ああああ~面倒くさい! これがねえ、好きな曲だったらどんどん自分から進んで分解するっちゅうの。でももう最初のテーマからすでに調性が曖昧で気持ち悪い響き。どっちいきたいのかはっきりしろっ!って音の運びなんだ。バッハって時々こういういじわるな曲を仕込んでいるから気が抜けないよ。 ええっと、fis-mollとcis-mollがかわりばんこに出てくる。どっちもあんまり好きじゃない調だよ……だって弾きにくいし。でもテーマをきっちり分けてみたので、とりあえず練習の方法はわかった。こういう入れ込めない曲は、さっさと片付けるに限るな。 スケ2は仕上げに向かって細部の表現をさらう。問題はやっぱりカデンツァ部分とコーダ部分。普段デジピで練習しているもんだから、どうしてもデュナーミクの幅が狭くなる。 (先生から鉛筆を渡されて) 「どう表現したいか、自分で書き入れてみて」 「うーん……自信ないから、先生書いてください」 「だって、人によって弾き方違うでしょう?」 「でも、まだいっぱいいっぱいなので、先生のやり方に従います」 てな会話が何度かループした。先生に言わせればこのレベルの曲を弾こうとする生徒は、ある程度自分なりの表現を確立できないとだめ、ということらしいが、本当にちゃんと弾く(すべての音が鳴る)ことに精一杯で、弾いているうちに忘れちゃう。で、音が切迫してきてやっと気づくんだけど、その頃はすでに自分的にはフォルティシモで弾いているから、それ以上高まらない、という悪循環。もう一歩引いて、曲の流れを先まで予測しながら弾けよ、我ながら思う。まだまだだな。 スーパーピアノレッスンで、シフがベートーヴェンのコンチェルトを教えている。すごいなあ、ついにここまできたか。オピッツがベトソナタを教える、というクールはなくなったのかな? 昨日初めて見たけど、3番をやっていて、実に楽しい、わかりやすい講義で、DVD録っておけばよかったと後悔。 テクニック的には難しくない曲だけに、細部の表現にこだわっていじわるな練習をさせていた。そして第2ピアノを小菅優が担当していたけど、かざらないとただのおばさんだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.26 09:10:59
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