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真実一路

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2021.05.24
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今年3月に名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人女性が亡くなった。この女性の死をめぐって、支援団体などが入管側による女性への対応に問題があったのではないかと訴え、これが国会での入管法改正の法案審議にまで影響を与える事態となっていた。
そして政府は入管法改正案の今国会での成立を断念した。おそらく、この一件と予定される衆議院選挙への影響を考慮したものだろう。

亡くなったのはウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)で、2017年に留学生として来日した。
来日後日本語学校に通っていたというのだが、なぜかその学校を1年足らずでやめ、交際相手のスリランカ人男性とともに静岡県の三島市に移り同棲していたという。このスリランカ人男性は質の悪い人物のようで、ウィシュマさんは男性から暴力を受けていたようだ。そして彼女の在留期限が2020年8月に切れ、彼女が生活費の半分を負担できなくなると、男性は彼女をアパートから追い出したのだという。行き場を失った彼女はやむなく交番に駆け込んだのだが、不法残留の疑いで逮捕され入管施設に収容されたということだ。

遺族の支援者側は(実質的に)「入管職員による業務上過失致死」の疑いを主張しており、これに野党側政党(の一部)が同調し国会でこの件を問題視した。
しかしあり様は、団体等による“人権”を盾にした政治運動の面が強く、野党側政党(の一部)は「入管法改正」を阻止するためにこの件を狡猾に政治利用したと思われるのである。なぜなら、彼らはウィシュマさんの「大人としての個人の責任」と「法治国家における秩序維持」という点についてはまったくスルーしており、留学生として来日した彼女が目的を逸脱し不法残留者となった事実には触れていないからである。彼女は教養のある人だったのだから、自身の行動を客観的に見れなかったはずはない。「入管職員が見殺しにした」かのごとき訴えは、人権活動団体側にとって都合のいい、あまりにも一方的な物言いである。

入管職員が施設内でウィシュマさんの異変に対応した際のビデオ映像があるという。遺族と支援者側はこれを公開するよう求めている。そこに彼女の死に関する真実が映っているとみているからだ。政府はこれを拒否している。当然だ。公開すれば、公務に支障をきたす前例ができてしまう。裁判にでもならないかぎり、政府は出さないだろう。
遺族や支援者側がこの件を「業務上過失致死」だというなら、提訴すればいいと思う。が、私は、そうはならずこの件は静かに沈静すると予想する。それは、政府が「入管法改正案」の成立を断念したからだ。そこには政府・与党⇔野党(の一部)間の政治的取引があったはずであり、この件はこれ以上大事にせず終わらせるとの合意がなされたとみるからだ。それに遺族・支援者側も裁判になることは望んでいないはずだ。ウィシュマさんと交際していた男性との関係など、今は表に出ていないプライベートの詳細が明かされてしまうからだ。それになにより、彼女が不法残留者であったことは事実だから、死因はともかく法廷での争いになれば遺族側の不利は目に見えている。

この件に関してNHKとTBSで放送された特集を見た。
来日する前の生前の彼女の写真が多く映され、単独や家族と映ったものなどあったが、妹さんたちと一緒に映っているものを見ると、妹さんたちと比較して彼女は明らかに痩せていた。
推測にすぎないが、彼女はもしかしたら来日前からなんらかの病にかかっていたのではないか。テレビの番組が入管施設に来てから急激に痩せたような印象を与える点には、やや疑義がある。それと、私はウィシュマさんの留学来日自体にも疑念をもっている。彼女はなぜ勉学を放棄して、質の悪いスリランカ人男性と逃避行したのか?これは憶測だが、もしかしたら彼女と男性とは来日前から親しい関係にあり、来日は男性に会うことがその目的だったのではないか。“留学”はそのための方便だったのではないのか?もちろん真実はわからないが...
亡くなったこと自体は痛ましいことと思う。しかし、彼女の来日後の足跡には疑いをもたれてもしかたのない面がある。


ひと目でわかる外国人の入国・在留案内 17訂版 外国人の在留資格一覧 [ 出入国管理関係法令研究会 ]





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Last updated  2021.05.24 18:51:24
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