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2010年03月01日
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カテゴリ:コラム
南米チリで27日に発生したマグニチュード8.8の巨大地震で28日、北海道から沖縄の太平洋側各地に津波が到着した。

岩手でも久慈市で1.2メートル、宮古市で0.7メートル、大槌町で1.45メートルの津波が観測された。

大津波警報が出されたのは岩手では初めて。

カキホタテ等の養殖施設に被害が出ているようだ。

人的な被害は今の所、報道されていない。

詳細はこれから徐々に報道されることであろう。


人的な被害がなかった(今のところは)のは何よりであるが、人の意識の方はどうであろう。

警報を受けて岩手県沿岸12市町村、約8万人に避難指示が出された。

しかし実際に避難したのは対象人員の10分の1にも満たない約7千人だったとのこと。


この問題についてあるテレビでやっていたのを覚えている。


岩手のある町で津波警報がでた。

子供達は学校で津波警報が出たらすぐ避難するように、普段から教わっていた。

「直ぐ逃げよう、逃げよう」と親に言った。

しかし親は「大丈夫!大丈夫!」と逃げようとしない。

お父さん、お母さんが大丈夫と言うなら、大丈夫なんだろうと子供も逃げなかった。


この時も大きな被害が出なかったが、それは飽くまでも結果だ。

もしも本当に津波が来たら大変な被害に遭っていたはずだ。


ではこの時、親たちはどうしていたか?

テレビの報道を見たり、隣・近所の様子を見ていたという。

皆が避難したら自分たちも避難しよう、そんな意識であったようだ。


これとは正反対な事も紹介された。

和歌山県(確かそのように記憶しているが...)のある町に津波警報が出た。

これを受けて、町内会長さんがメガホーンで、

「津波警報が出ました!避難しましょう!避難しましょう!」

と叫んで歩いた。

一通り叫んで歩いた後、バイクに乗って避難した。

この姿を町内の人たちが見ていた。

「あの町内会長さんが逃げていくのだから、これは大変!すぐ逃げなくては!」

と次々と避難した。

この地域の住民は殆ど避難した、という。

結局、津波は来ず大きな被害に至らなかった。

しかし避難した住民は誰一人としてムダな事をした、と言う人はいなかった。


逃げようと叫んだ人が、先に逃げないとダメのようだ。

逃げようと叫んだ子供達が先に逃げれば、親も間違いなく逃げたと思う。

それを見た隣・近所の人も一緒に逃げたであろう。


これは災害発生時の避難のとても大きなヒントになると思う。





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最終更新日  2010年03月01日 21時29分32秒
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