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カテゴリ:コラム
スポーツの祝賀会、記念の式典などで必ずと言って良いほど取り入れられる「万歳」。
子供からお年寄りまで、日本中のどこでも親しまれているしきたり。 最近では血行促進や肩こりにも効果があるということで高齢者向けの「万歳体操」や ダイエット用に「万歳ダイエット」も考案されている。 この万歳だが或る大学の某教授いわく、 「万歳はただ手を挙げればいいというものではない。両肘をきちんと伸ばし、 左右の手のひらが向かい合うように内側にして真上に挙げるのが本来の在り方。 手のひらを相手に見せるように前に向けるのは、”もう降参!負けました!” という意思表示になってしまう」。 ドラマのシーンで”手を挙げろ”と言われれば、手のひらを前に向ける。 戦ってもう降参しましたと言う時も手のひらは前にする。 確かにこういう時はどの人も手のひらは前に向ける。 それでは祝賀会や式典ではどうかというと、バラバラだ。 前に向ける人もいれば、内側に向ける人も。 自分なりに調べてみた限りでは、特に決まりはなく、どちらでも良さそう。 万歳の意味には長い年月とか栄える、めでたい、嬉しいのように良い意味もある。 その反面「人が万歳した」は人が亡くなった意味になる。 「もう食べられない。万歳するよ」は降参するとか、お手上げの意味になる。 某教授の言うように万歳は左右の手のひらが向かい合うように内側にして 真上に挙げるのが本来の在り方、と言うのは必ずしも当たっていないような 気がする。 いずれにしてもコロナが収束し、一日も早くコロナ前の状況になりたいもの。 その時が来たら、万歳三唱を高らかにしたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月08日 17時00分29秒
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