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テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の日記に、おり込む気合いがなかったので、今日書きます。 昨日、朝から、中一自閉くんが歯を痛がりました。 てか、ホントに歯?? 口内炎とかじゃない?? 親知らずには早すぎるし… 指を突っ込ませてもらって、 「ここ?」 「じゃあ、ここは??」と、聞いてみると、一番奥がどうやら痛むらしい。 内容はどうあれ、 予約してある小5娘の都会病院行きは変更できないので、 悪いけど、自閉くんにはガマンしてついてきてもらうことにしました。 ずーっと、みけんにシワ。 「歯医者さん、行きたいよ・・・」 え!? 今なんて言った?? 「だって治りたいよ・・・」 ・・・歯医者さんに行ったことのない、 というか、 4歳の時に、自閉症にやさしいと言われる歯医者で、 診察台に横たわることができず、脱走して以来、断念して、 未だに学校の検診でも、 鏡(棒の先に丸い鏡がついてるやつ)を口の中に入れること拒否で検診、 そういう状態な自閉くんが、です。 ・・・母親として、場にそぐわない感情ですが、 中途半端な痛みでないことに感謝しました。 そして、気が変わらないうちに、歯医者体験できたら・・・と思いました。 (痛みから解放してやりたいという感情じゃなくて、ごめんよ~^^;) だけどその前に、とりあえず、都会病院までついてきてもらわないと困るので、 バファリンを飲ませて出発しましたが、効かず、 ずっと、グズグズと不機嫌にしていた自閉くんでした。 あまりに痛がるし、早く連れて帰りたかったのですが、 昨日、書いた様に、 ダンナからの電話で、都会のうどん屋さんに行くことになってしまい、 (こういうとこは、ダンナは次男。我が子のことより、家族でうどん屋へGOを優先したい男) 帰りは、いよいよ痛がって、 「帰ったら歯医者さんに電話してくれ」 「いつ行ける?」 の、繰り返し。 「今日か明日ね」と、適当に答えた私でしたが、 いざ電話してみると、 (歯医者さん初受診の旨と、自閉症で知的障害の旨は伝え) 8月8日まで予約いっぱいだと言われたのを、 無理をお願いして、急患扱いで、診てもらいました。 この院長先生、 当時、どこに聞いても断られた、私の顎関節症を 「専門じゃないからできるかどうかわからないけど、一度診てみましょうか」 と言ってくれて、 数センチしか開かなかった口を、開くようにしてくれた神様みたいな存在です。 なので、 もう、初の歯医者の自閉症の急患でもオッケー、と言ってもらえた時点で 感謝でいっぱいでした。 先に診察室に入った自閉くん、私は数歩遅れて入ったんですが、 自閉くんに診察台への腰のかけ方について教えていた、先生の一言めの感じで、 「あ、この人、すごくできる・・・」 と、思いました。 勉強したのか?経験か?もともとそうなのか? まるで、接し方が、その道の専門家のような感じでした。 こういう人、ホントに珍しいです。 初めて座った診察台や器具に気持ちが行って、 恐怖と好奇心とで、先生の言葉に耳を傾けるどころでない自閉くんなのに、 確実に届く声かけを、必要最低限の言葉でされる先生をみて、すごいと思いました。 背もたれが倒れて行っても抵抗しない。 ・・・有り得ないです。 自閉くんが、「(背もたれを倒したら)テレビが見えない」と、言いました。 (消音状態で、トムとジェリーが流れてました^^;) それに対しても、上手に、自閉くんが納得する様に話す先生。 そして、まずは簡単に見て、私に説明。 「十二歳臼歯(一番奥の歯)が途中まで生えてきてて、歯茎にばい菌が入って腫れている」 そういう説明でした。 虫歯じゃなかった。ホッとしました^^; そして、とりあえず今日する処置を説明してくれたあと、 遠回しに、“私は待合室で待つように” みたいな流れになりました。 ビックリです。 いろんな器具を使います。変な音もするでしょう。どれも自閉くん、初めてです。 それを1対1でしようとは。 そして、 暴れ対策要員だったんでしょう、3人の歯科衛生士さんらしき人を遠ざけました。 自閉くんに、「中までママもついてきてくれ」と言われて、ついて行った私でしたが、 待合に戻ることを告げて、私は、待合室で待ちました。 いつもは静かな歯医者さんなんですが、 先生の大きく、ゆっくりとした説明と、自閉くんが抵抗し始めた声が聞こえてきました。 先生、淡々と話します。 自閉くん、荒れてはいませんが抵抗している様子でした。 そのうち、先生の声しか聞こえなくなりました。 そして、しばらくして、処置の済んだ自閉くんと先生が、待合に出てきました。 自閉くん。落ちついていました。泣いてもいません。 すごい!!受診できた!!! もう、感謝の気持ちでいっぱいでした。 (“感謝の気持ちでいっぱい”ってこういう感情を言うんだね、と、かみしめつつ) ありがとうございます。 ありがとうございます。 痛い自閉くんを朝から放置して悪かったけど、この経験はとても意味がありました。 洗浄やら掃除?やら触ったせいでしょうか、ますます痛くなって、 昨日、歯医者さんから帰ってから、もう、ずっと半泣きで、 晩ご飯は、のたうちまわりながら食べていましたが、 「歯を磨いたら、ピンクで、うがいする」 (ピンクの顆粒のすすぎ薬) 「ご飯食べたら、黄色飲む」 (黄色い顆粒の飲み薬) 「ごろんとして、カタいのと茶色で冷たくする」(寝転んで、保冷剤を茶色のタオルではさんで当てる) 「白、飲むよ」 (痛み止めの白い顆粒) なんか、自閉くん語で、もう、ずーっと、患部の事ばかり言っています。 次は土曜日の朝に診せに行きます。 まだ、“ごろんとして、カタいのと茶色で冷たく”してますが^^; 痛いのだけでも治まるといいのになあという感じです。 4歳の時に、初めての歯医者を飛び出して、パニックで車に乗せられなかったのを、 ホームで電車を眺めて、気持ちを落ち着けたんですが、 自閉くんは次第に落ち着いて、この笑顔だったんですが、 凹んだ自分はちっとも気持ちが回復しなくて^^; あの時の自分に、 「8年後に、なんとかなるよ」って、教えたいなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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