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2012年08月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類


昨日の日記に、おり込む気合いがなかったので、今日書きます。



昨日、朝から、中一自閉くんが歯を痛がりました。

てか、ホントに歯?? 口内炎とかじゃない?? 親知らずには早すぎるし… 

指を突っ込ませてもらって、
「ここ?」 「じゃあ、ここは??」と、聞いてみると、一番奥がどうやら痛むらしい。

内容はどうあれ、
予約してある小5娘の都会病院行きは変更できないので、
悪いけど、自閉くんにはガマンしてついてきてもらうことにしました。


ずーっと、みけんにシワ。
「歯医者さん、行きたいよ・・・」

え!? 今なんて言った??

「だって治りたいよ・・・」


・・・歯医者さんに行ったことのない、
というか、
4歳の時に、自閉症にやさしいと言われる歯医者で、
診察台に横たわることができず、脱走して以来、断念して、

未だに学校の検診でも、
鏡(棒の先に丸い鏡がついてるやつ)を口の中に入れること拒否で検診、
そういう状態な自閉くんが、です。



・・・母親として、場にそぐわない感情ですが、
中途半端な痛みでないことに感謝しました。

そして、気が変わらないうちに、歯医者体験できたら・・・と思いました。
(痛みから解放してやりたいという感情じゃなくて、ごめんよ~^^;)


だけどその前に、とりあえず、都会病院までついてきてもらわないと困るので、
バファリンを飲ませて出発しましたが、効かず、
ずっと、グズグズと不機嫌にしていた自閉くんでした。


あまりに痛がるし、早く連れて帰りたかったのですが、
昨日、書いた様に、
ダンナからの電話で、都会のうどん屋さんに行くことになってしまい、
(こういうとこは、ダンナは次男。我が子のことより、家族でうどん屋へGOを優先したい男)

  • 2012-08-02_13.22.36.jpg


帰りは、いよいよ痛がって、

「帰ったら歯医者さんに電話してくれ」
「いつ行ける?」
の、繰り返し。

「今日か明日ね」と、適当に答えた私でしたが、
いざ電話してみると、 (歯医者さん初受診の旨と、自閉症で知的障害の旨は伝え)
8月8日まで予約いっぱいだと言われたのを、
無理をお願いして、急患扱いで、診てもらいました。


この院長先生、
当時、どこに聞いても断られた、私の顎関節症を
「専門じゃないからできるかどうかわからないけど、一度診てみましょうか」 と言ってくれて、
数センチしか開かなかった口を、開くようにしてくれた神様みたいな存在です。

なので、
もう、初の歯医者の自閉症の急患でもオッケー、と言ってもらえた時点で
感謝でいっぱいでした。


先に診察室に入った自閉くん、私は数歩遅れて入ったんですが、
自閉くんに診察台への腰のかけ方について教えていた、先生の一言めの感じで、
「あ、この人、すごくできる・・・」
と、思いました。


勉強したのか?経験か?もともとそうなのか?
まるで、接し方が、その道の専門家のような感じでした。
こういう人、ホントに珍しいです。


初めて座った診察台や器具に気持ちが行って、
恐怖と好奇心とで、先生の言葉に耳を傾けるどころでない自閉くんなのに、
確実に届く声かけを、必要最低限の言葉でされる先生をみて、すごいと思いました。


背もたれが倒れて行っても抵抗しない。 ・・・有り得ないです。

自閉くんが、「(背もたれを倒したら)テレビが見えない」と、言いました。
 (消音状態で、トムとジェリーが流れてました^^;)

それに対しても、上手に、自閉くんが納得する様に話す先生。

そして、まずは簡単に見て、私に説明。

「十二歳臼歯(一番奥の歯)が途中まで生えてきてて、歯茎にばい菌が入って腫れている」
そういう説明でした。
虫歯じゃなかった。ホッとしました^^;


そして、とりあえず今日する処置を説明してくれたあと、
遠回しに、“私は待合室で待つように” みたいな流れになりました。

ビックリです。
いろんな器具を使います。変な音もするでしょう。どれも自閉くん、初めてです。
それを1対1でしようとは。
そして、
暴れ対策要員だったんでしょう、3人の歯科衛生士さんらしき人を遠ざけました。


自閉くんに、「中までママもついてきてくれ」と言われて、ついて行った私でしたが、
待合に戻ることを告げて、私は、待合室で待ちました。


いつもは静かな歯医者さんなんですが、
先生の大きく、ゆっくりとした説明と、自閉くんが抵抗し始めた声が聞こえてきました。

先生、淡々と話します。
自閉くん、荒れてはいませんが抵抗している様子でした。


そのうち、先生の声しか聞こえなくなりました。

そして、しばらくして、処置の済んだ自閉くんと先生が、待合に出てきました。


自閉くん。落ちついていました。泣いてもいません。
すごい!!受診できた!!!
もう、感謝の気持ちでいっぱいでした。
(“感謝の気持ちでいっぱい”ってこういう感情を言うんだね、と、かみしめつつ)


ありがとうございます。
ありがとうございます。
痛い自閉くんを朝から放置して悪かったけど、この経験はとても意味がありました。



洗浄やら掃除?やら触ったせいでしょうか、ますます痛くなって、
昨日、歯医者さんから帰ってから、もう、ずっと半泣きで、
晩ご飯は、のたうちまわりながら食べていましたが、

「歯を磨いたら、ピンクで、うがいする」 (ピンクの顆粒のすすぎ薬)
「ご飯食べたら、黄色飲む」 (黄色い顆粒の飲み薬)
「ごろんとして、カタいのと茶色で冷たくする」(寝転んで、保冷剤を茶色のタオルではさんで当てる)
「白、飲むよ」 (痛み止めの白い顆粒)

なんか、自閉くん語で、もう、ずーっと、患部の事ばかり言っています。


次は土曜日の朝に診せに行きます。
まだ、“ごろんとして、カタいのと茶色で冷たく”してますが^^;
痛いのだけでも治まるといいのになあという感じです。



GRP_0186

4歳の時に、初めての歯医者を飛び出して、パニックで車に乗せられなかったのを、
ホームで電車を眺めて、気持ちを落ち着けたんですが、

自閉くんは次第に落ち着いて、この笑顔だったんですが、
凹んだ自分はちっとも気持ちが回復しなくて^^;

あの時の自分に、
「8年後に、なんとかなるよ」って、教えたいなと思いました。








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最終更新日  2012年08月03日 12時40分08秒
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