▲▼▲▼▲　一方的に語るの大好き　▲▼▲▼▲

娘が、
「ママ、なんか、ここらへん変なニオイしぃひん？　知らんニオイがする。」

あ～ あれだな。
そっかー。平成の人は知らんのかもしれんなあ。


中古服の内職は、25着ずつ持ち帰ってくるのですが、
事前に社長がコンディションをチェック、
ブランド毎にまとめてあり、得体の知れないものはないのですが、
今回はちょっと、「うわっ」　です。


昔懐かしい、“ショウノウ” の匂いがすごくすごくきついのです。
買い取りに出した方、今となっては懐かしい、ショウノウで服の保管をされていた様で・・。
それが何着もあり。


気がつかないうちに、あんな、当たり前だったショウノウが、
すっかり今は、「におわない」 が、当たり前になっていたんですね。
なので、娘もあの匂いを知らなかった。


でも。

娘　「これがショウノウの匂いかあ。　樟(くすのき)に脳って漢字で書くあれやろ？　
それは知ってる。」

私　「えー？！　ショウノウって漢字あんの？　知らんかった！　
商品名でしか呼ばんかったし。」

娘　「えー？！　なんで知らんの？　植物図鑑に書いてたで」

　
というわけで、
私は、匂いは知っているけど、ショウノウを樟脳と書くことは知りませんでした (*￣∇￣)ノ


ホンマかな・・と調べてみるも・・



↓
・・って、
わーん。　これは専門的すぎ。





↓
わーお！　ホントだ！　樟脳だゎ！
というか、クスノキから作ってる？！
クスノキから作るからこの漢字なの？！





↓
へえ！！　そーなんだ！！　知らんかった！！
私が思ってるのはショウノウではなかった・・？　誤解？　ごめんなさいショウノウ。



あの強い匂いが何者も寄せ付けない感じで、
好きじゃないけど、これが虫除けになるんだな、なんて子供の頃は思ってましたが(笑)

その後、無臭でも虫除け(笑)になる時代が来て、
すっかり自分の生活から姿を消して久しいショウノウもどき。
天然ものを、知らないまんまだったんだなあ。


こうやって使ってた。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


これでは中途半端なので、調べてみました。
↓
衣類の防虫剤には、大きく分けて4種類あります。以下、具体的な商品の例を挙げてみますと、

・ピレスロイド系：ムシューダ、タンスにゴン、ミセスロイド、ピレパラアース
・パラジクロロベンゼン系：ネオパラエース、パラゾール
・樟脳：くすのき樟脳
・ナフタレン系：ネオパース

とのこと。
なんとなく、わかった気がしました。


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・・にしても。

「におわない」 が、好まれていたのが、
今度は柔軟剤で、迷惑になるくらいの匂いをつける人も現れて、

でも、ショウノウ (いや、ナフタレンか) の時代はもう戻って来ないんでしょうかね。


それにしても、
あの匂い、どうしよう。
10着ぶんぐらい強く匂っていて、匂いを飛ばすべく置いてる２階に匂いが充満してます・・
すごいパワーです。

次にこの服を買ってくれる人が平成の人だったら、ビックリしちゃいますね。　きっと。


チェックと採寸と撮影とインプットが私の役割なので、
大急ぎで済ませて、事務所に返そうと思います