正しい薬の飲み方、薬と一緒に飲んではいけないもの【林修の今でしょ!講座】
風邪をひいたり、体調を悪くしたりで、薬をのむ機会が増える季節正しい薬の飲み方をしていますか?12月16日の林修の今でしょ!講座/医者に聞きにくい病気・薬の疑問を解消!!3時間SP今日からあなたの薬の飲み方が変わる!はず・・・●錠剤の成分錠剤の成分の殆どは、薬ではなく砂糖やでんぷん。薬の成分はたった1%にすぎない錠剤は砂糖やでんぷんを使って薬を飲みやすく固めている●市販の薬と医師から処方される薬に効き目の違いは副作用抗生物質はかぜの原因の病原菌をやっつける薬で、用量や用法を間違えると強い副作用があるため、医師が診断して処方する市販のかぜ薬、総合感冒薬には抗生物質は入っていない処方された抗生物質は症状が良くなっても、必ず、最後まで飲み切ること。体内の病原菌を完全に抑える量が処方されており、飲み切らない場合には病原菌が生き残って、抗体を作り、もうその抗生物質では効かなくなってしまう。●目薬の有効期限開封した目薬の有効期限の目安は、約1ヶ月有効期限をすぎた目薬は、空気中の雑菌に汚染されてしまい、目にさした場合、結膜炎を起こす可能性があるので使わないこと目薬は1滴で効果があるので、2滴目はいらない●怖い薬の組合せ!薬と一緒に飲んではいけないもの薬は、水道水で飲むのがオススメ!薬を飲む前後、30分以内に飲んではいけない飲み物、食べ物1.お茶貧血の薬はお茶で飲むと黒くなる反応を起こしてしまう。2.ジュース重曹を含む胃腸薬は胃ではなく口の中で反応を起こすので、効果が無い3.牛乳風邪薬の成分のニューキノロンと牛乳のカルシウムが反応して体内に吸収されなくなり薬の効果がなくなるヨーグルトなどカルシウムを含む乳製品、マグネシウムを含むスポーツリンクやミネラルウォーターもだめ4.グレープフルーツ血圧の薬(ニフェジピン)のを高めすぎて血圧を下げすぎてしまうグレープフルーツの作用は2~3日効果が消えない5.お酒アルコールはほとんどの薬の効果を高めるので副作用が出やすくなる特に風邪薬は肝臓に負担をかける成分があるので、お酒との相乗効果で肝障害をおこし、最悪、死に至ることもある6.納豆脳梗塞を予防する血液の薬(ワルファリン)は納豆のビタミンKと結合して効果が下がるため、脳梗塞の危険性が高くなるブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜も同様の効果があるので注意7.喫煙たばこを吸っていると、薬の効き目が悪いので強い薬が処方される。医師や薬剤師に薬を処方してもらう時に、必ず、喫煙していることを伝えること。●おくすり手帳は必ずつけ、処方してもらう時に医師や薬剤師に見せる薬によっては一緒に飲むと組合せが悪いものがある知らず知らずのうちに、いろんな薬を飲んでいる可能性があるかかりつけの調剤薬局を決めることで、悪い組合せを防ぐことができる薬局の数は全国で57,000軒もあり、コンビニよりも多い1日、200万人の薬を処方しているとのこと。●処方箋の使用期限と管理医師から処方された処方箋の使用期限は、4日以内、それ以上経つと症状が変わっている可能性があるので薬局で薬を出してくれない。薬局は3年間の処方箋を保管しなくてはいけないことになっている。バーコード管理されていて、間違った薬の処方を予防している。また、2人以上の薬剤師が処方された薬のチェックをしている。薬剤師は処方箋の薬剤に疑問がある時は、確認する疑義照会という義務がある正しい薬の飲み方!今日からはじめましょう知ってるようで知らなかった薬の飲み方薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 [ 中川 基 ]医者からもらった薬がわかる本 2014-2015年版[本/雑誌] / 医薬制度研究会/著