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カテゴリ:ナカシマ塾という塾
中学生のとき、Nという友人がいた。
そのNが通っていたのがナカシマ塾だった。 Nと遊ぶ約束をしたらナカシマ塾に 迎えに来いと言われて迎えに行ったのが ナカシマの門をくぐった一歩だ。 れいめい塾の先生が自塾を称して 「三重県で一番汚い塾」とおっしゃるが ナカシマ塾は、れいめい塾に匹敵する 汚さだった。 山のように積まれた問題集。 熱い落書きだらけの教室。 とんでもない量の計算用紙と 計算された紙くずの山。 塾の勢い、熱さを感じられる そういう汚さがナカシマにもあった。 その当時の私の友人たちが通う塾は 瀟洒でお前みたいなのが来るなという 顔をしていた。 とにかく私はナカシマが気に入った。 ただ友人を迎えに来ただけの私だったが なぜか気に入られた。 塾生でもないのにふらふらと 顔をだすようになり 授業が終わった後で中島先生と 話すようになって しばらく経った日 「大学生になったらうちで先生しに来てな。」と 突然言われた。 これが私の人生を大きく変えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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