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カテゴリ:中学生へ
初々しい中部中学校の生徒を見るようになってはや1ヶ月ほど。
学校には慣れたでしょうか。 そろそろ初めての中間テストがやってきます。 小学校のテストとは意味合いが違います。 小学校のテストは復習させて定着させることが目的です。 ですから、90点がとれるように作ってあります。 それに対して、中学校のテストはひどい言い方をすると”ランク分け”をするのが目的です。そのランクに基づいて「内申点」という高校に送られる点数を算出します。全員が90点をとってしまうとランクが分かれませんから、平均点が60点になるように作ります。 つまり、なにも考えずに小学校のつもりでテストに臨むと、思ってもみない低い点数になることがあります。私の塾では、それもひとつの「学習」だと考えて、中1の1学期中間テストはわざと放っておいたりします。同じ理由で、今ここに具体的に何をやれば良いということは書きません。自分でこうすれば良いと思う方法でテストに挑んでみてください。テストなんてゲームですから。 ですが、いつまでもテストの点数の取り方がわからないようではダメで、中学生のうちに”テストに対する姿勢””テスト勉強の方法””自分にあった覚え方”を身につけておいてほしいと思います。 中学生のうちにこれらを身につけておかないと、高校生、大学生、社会人になった時に試験勉強が本当に苦しいものになってしまいます。 ちなみに、大人も皆さんの想像以上にテストを受けているんですよ。いわゆる”偉いさん”になる昇進試験、各種資格試験、TOEICなどです。 これらの資格試験や、高校受験、大学受験、就職試験などは、中学校のテストより過酷です。なぜなら基本的に「落とす」ための試験だからです。ですから、是非”受験勉強”の乗り切り方を身につけてください。 さて、中1の中間テストは、中学3年間の定期テストの中でもっとも500点満点が取りやすいテストです。とは言え、ナカシマ塾時代を含め、当塾の30年以上にもなる歴史の中で500点をとった人はいません。健太という後に東大に進んだ子が中3の時にとった496点が最高点です。 それでも450点を目指してください。まずはそこからです。 今までの経験上、中1の1学期中間テスト400点あたりを境に、その後低迷する子としない子が分かれます。 400点がボーダーなのに450点を目指すのはなぜか。 人間には必ずミスがあります。ですから目標点は合格点より上に設定するのです。 自信のある人は500点を目指してくださいね。 内申点についての記事も併せて読んでくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.20 14:30:59
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