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テーマ:鉄道(22176)
カテゴリ:中国の鉄道
![]() ハミの町からは「天山山脈」を望むことができます。天山山脈と言えば、かつてこの山脈を挟んで北と南にシルクロードが通っており、それぞれ「天山北路」「天山南路」と称されていました。こうした知識はNHKの「シルクロード」で得たのですが、あの番組が放送されていた当時、将来自分がその近くに行くなどとは想像もしていませんでした。 ハミの町で、雪を頂いた、名にし負う連山を目にしたとき、これがあの「天山山脈か」と思い、同時に耳の奥では、「ららら~らら、ら~らら、ら~らららら~」と「シルクロード」のテーマソングと石坂浩二さんの解説が流れていました。はっきりとした山並みをバックに、決めカットを撮って帰りたいと思うのは自然の道理でしょう。 しかし、ハミの2日目は、すでに書いているとおり、風がとても強く、特に午後の早い時間帯は大地の砂だけでなく、炭鉱の工場に積んでいる石炭の粉などが吹き飛ばされ、天山山脈バックのお立ち台では、山の景色が霞んでしまうほどでした。 何とか決めカットを撮りたいと天候の回復を願ったのですが、薄いベールをまとったような景色に変化はありません。それに何より、肝心の機関車が、ほんの僅かのタイミングで行ってしまったあとだということも分かりました。仕方がないので午後のプッシュ・プル貨物を撮影することにし、夕方に天候が回復するのを待ちました。 追いかけも含めてプッシュ・プル貨物を2度撮影したわたしたちは、ハミ最後の決めショットを狙うため、とりあえず露天掘り炭鉱へ行くことにしました。その道すがら、車の助手席に座った現地の中国人ガイドがしきりに遠くを指差し、運転手と話をしています。強風で霞んでいた天山山脈がくっきりと姿を現していたのです。 現地の人でさえ驚くほど美しい山の姿のようで、これほどはっきりと見えるのは、年間でも限られた回数しかないようです。夕方で光線が斜めに射しているため、山肌の凹凸が立体的に見えるのも美しさを際立たせています。あとはどこかに機関車さえ入ってくれれば……。 露天掘り炭鉱も夕方が近づいているため、昼間ほど活発に機関車が行き交っていません。そうした中、一編成の貨車が中段のヤードで停車しました。刻一刻と光の量が減り、それと逆比例するように山の陰も濃くなってきます。というわけで、この時点で望みうる最高の状態が、本日の「思い出の1枚」である天山山脈バックの貨物列車です。 今日1月13日は、ピースの日だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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