ORTを読んでStage8まできました。
内容も濃くなってきて、ここまでくると自然に普通の(ORTみたいにレベルわけされていない)児童書に移っていけるのではないでしょうか。
Stage7の時に光らなくなってしまったマジックキー。
がっかりして眠るキッパーのその場面からThe Kidnappersに続いています。
実は、多読を始めた4年ほど前にこのThe Kidnappersだけを読んでいたのです。
この本だけ読んでもあまり興味がもてませんでした。
最初のページが悲しそうに眠るキッパーから始まるので、なぜ悲しいのか分からなかったし、「ふ~ん、読みやすいなぁ」くらいだったのです。
テディーベアの世界にキッパーが行くのも、一番最初のThe Lost Teddyから繋がっているかと思うと、ORTってうまく書かれていると感心してしまいます。
光らなくなったマジックキーも無事元通りに魔法の力を取り戻し、子ども達(それから、おばあちゃんも 笑)を魔法の世界の冒険の旅に連れて行ってくれます。
バイキングに会ったり、フライングカーペットで若き王様を救い出したり。
おばあちゃんとロンドンへ行ったと思ったら、昔のロンドンへも旅します。
Stage 8 More Stories
The Evil Genieって、魔法の壺に閉じ込められていた魔人なんです。
私が小さかった頃アメリカのテレビドラマに「かわいい魔女ジーニー」っていうのがあったのです。
ジェニーとかじゃなくてジーニーっていう名前がなんだか聞きなれなくて「変な名前」って思っていたんですが、魔法の壺から出てきた彼女はこのジーニーだったんですね!
(でも、このドラマ若い人はご存知ないでしょうけれど...)
ジーニーの意地悪で連れ去られたフロッピーを助けに冒険にでたりもします。
What was it Like?は第二次世界大戦中ロンドンが爆撃されている頃、子ども達が親から離れて疎開する。
そのお芝居をすることになった子ども達、マジックキーで本当のその時代に旅をします。
胸に名前を書いた荷札を付けています。ナルニア国ものがたりの映画の最初の場面、子ども達がこんな風に荷札を付けられていました。
こうやって、どんどんお話が広がっていって、子ども達が別の本を手に取るきっかけになったりするのでしょうね。