インディアンの壁画やなんかが好きで、春の旅行でもインディアンの遺跡にも行ってきました。
絵本も何冊か読みましたが、今度は『アメリカンガール』のKayaのシリーズです。
(Kayaってカイヤって読むのでしょうねぇ。芸能人にもカイヤさんていましたが、あの方もネイティブアメリカンの血が流れているのだそうです。)
アメリカンガールのシリーズは全部を自分で買うと冊数が多くて大変なことになりそうです。
なので、気になるシリーズだけ買うことに。
アメリカンガールのシリーズはいろんな時代の少女を主人公にしたお話です。
なので、時代考証などもあるでしょうから時代によって作者が違うようです。
作家さんによって得意な時代があるでしょうからね。
★Meet Kaya (An American Girl) / Janet Shaw (Kaya's Story #1)
カイヤはネズパース(発音がよくわかりません)インディアンの少女。
このあたりのインディアンは馬の扱いに長けていて、カイヤも馬を扱うのがとても上手です。
鮭が遡上してくる季節、カイヤの家族たちは鮭をとりに移動します。
小さな弟の世話を頼まれていたのにカイヤは男の子たちと馬で競争をしてしかられます。
その罰はカイヤ一人ではなく他の子どもたちにも与えられます。
子どもたちみんなの連帯責任というわけです。
そのことで仲間に信頼をなくしたカイヤ、仲間の信頼を取り戻すことができるでしょうか。
アメリカにはいろんなルーツを持つ子どもたちがいるのですね。
それも一つじゃなく、二つもみっつもということもあるわけです。
曾祖父母やその前の人たちに話を聞く機会もないですから、こういった本は子どもたちにいいですね。
そして、易しい英語で多読をすることで大雑把ながらいろんな人種の歴史を読むことができるのはうれしいことです。
去年ポートランドに行った時に興味を持ったショーショニー族のサカガウィア。
このカイヤのお話のネズパース族もその近くに(アイダホあたり)住んでいます。
鮭をとるお話で去年見かけた「鮭が突っ込んでるビル」を思い出しました~。(笑)
いっぱいいたんですね、鮭。
インディアンたちは鮭をさばいてスモークして保存していたようですよ。