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一期家一笑 ヒロシ日記。 ~下地で八百屋をやっています。ナウ!~

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2011年12月12日
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   気仙沼の福来旗!

 

気仙沼のスーパーマーケットも沿岸部は壊滅的なダメージを受けました。

震災してからすぐは、電気も通っていないので、青空市のようにしてお客様に商品を販売したそうです。

 

お一人様何点限りなどにして、不公平感や混乱を抑え、パンやラーメンなど、炭水化物のものが特に必要とされたそうです。

今回の旅の最中、お会いした被災者の方に震災がおきてからのスーパーマーケットの対応などについても伺ってみました。

 

今後起こるであろう、東海大震災のとき、じぶんたちがどのような行動をするかは、考えておかなければなりません。

 

    イオン!

 

こちらは気仙沼イオン。

 

    ここまで津波がきましたの表示

 

今はお店も建て直して、とてもきれいな売り場ができていましたが、震災では1階部分がほぼ全滅で、4月ごろから屋上部分で青空市をされていたそうです。

今の店舗にリニューアルしたのは8月だと言っていました。

 

ちなみに、上の写真はイオンの階段部分にあったパネルなのですが、3月11日には矢印の部分あたりまで津波がきたそうです。 

大きな商業施設なので避難経路というものが特に目立つように表示されていました。

 

     こちらはイオングループ

 

イオンさんは業界内でかなり早くから放射性物質の自主検査をはじめました。

自社基準を持ち、基準値を超えた農産物や海産物は販売しないということを明確に打ち出しています。

 

これは割と農産物に対しては有効なのですが、海産物は測定法法が難しい(一般のガイガーカウンターでは無理です)のと、

個体差などもあるため、東北沿岸の海域をいくつかに区切って漁獲産地表示をしていました。

 

 

     地場のものが中心の品揃え

 

こちらは気仙沼市内のローカルスーパー。

 

     地場のスーパーです

 

魚は地場産のものが中心の品揃えで、放射能の問題さえなければ、もうそれはほんとうにうらやましくなるような抜群の鮮度です。

 

大手スーパーに比べ、地場のローカルスーパーには、気仙沼ならではの商品も多く並んでいます。

 

     モーカ星

 

こちらは、スーパーで買ったお惣菜なのですが、真ん中のもの。

 

「気仙沼魚市場編」で書かせていただいたモウカザメの心臓のお刺身です。

 

 

     モーカの星

 

酢味噌で食べるのが一般的な食べ方で、臭みもなく、コリコリした歯ごたえが抜群でした。

 

     小山大のごません

 

こちらの真ん中の「ごませんべい」は気仙沼土産として、普段のおやつとしても、地元の人にも親しまれている商品です。 

 

     小山大さんはいいお店です

 

気仙沼の旧市街にある「小山大(おやまだい)」さん。

おじいさんとおばあさんで切り盛りする、地元に愛されているお菓子やさんです。

 

こちらの商品も取り扱いができないか交渉してみましたが、夫婦二人で手仕事でやってるので、難しいという答えでした。

 

帰りに、

「 分かりました。今回はあきらめますけど、また来ますね。」

と言ったら、くるみのゆべしを

「 帰りに食べりん。」

と言って持たせてくれました。

 

 

      こちらは気仙沼の美容室

 

また、気仙沼の町を歩くといろんな看板が目に入ります。

こちらは美容室にあった看板。

「避難所の方はシャンプー無料」

 

 

    壁にはこんな風にね

 

こちらは、閉鎖してしまった店舗の壁に貼ってあったこどもたちの絵。

 

    けいさつかわら晩

 

駅に貼ってあった警察のかわら版。

 

    このステッカーいいっすよね

 

このステッカーを貼ってる車もたくさん見かけました。

「がんばっぺ!気仙沼」や、

「がんぱってっから!気仙沼」など、いろんなバージョンがあるんですね。

 

こちらのステッカーを作ってるのは、気仙沼にある気仙沼復興印刷隊というグループ。 

被災した印刷会社が協力してひとつの場所で活動しています。

 

    地元のローカルマガジン

 

この「気仙沼復興マガジン」もそちらの発行物のひとつなのですが、これがすごくいいものでした。

 

地元の方の情報やお店の開店情報など、地域のひとのかわら版として生きた誌面を作っておられました。

この印刷所にも、少しだけ立ち寄らせてもらい、お話しさせていただきました。

 

これからも情報交換しながら、つながりを持ち続けたいと考えています。

 

     気仙沼横丁

 

気仙沼でも被災してお店などを無くされた方と、行政が協力して、数々の光が灯り始めています。

こちらの気仙沼復興屋台村を皮切りに、気仙沼復興商店街などが年内にもオープンする予定です。

 

     狼煙って名前がいいよね

 

こちらは復興屋台村のお店。

名前がいい。

   

     気仙沼土産!

 

ふだんはほとんどお土産というものを買わないのですが、

気仙沼ではここぞとばかりにお金を使うようにしました。 

 

     これ、いいでしょ

 

こちらは町のケーキやさんが作った最中なのですが名前がいかしてます。

「震災復興最中」と書いて「しんさいふっこうさいちゅう」。

 

 

      メッセージ

 

街中を歩いていろんなお店に立ち寄ると、

資本のある大企業などは、震災でダメージを受けた建物を建て替えたりして

とてもきれいなお店を作って再出発していました。

 

個人事業でやられている方も、津波が届いたかそうでないかで、境界線がはっきりできてしまっているように感じました。

 

        喪中ハガキがたくさんありました

 

スーパーやコンビニで、今の時期ですと年賀ハガキが並ぶ場所に、喪中はがきが並んでいたのは、少しショックでした。

 

 

 

今回、気仙沼の街中を歩いていろんな方とお話しさせてもらっているうちに、

気が付くと気仙沼商工会議所や観光協会の方とお会いできる機会をいただきました。

 

 

そして、少しだけ寄り道させてもらいまして、

岩手県の、あの世界遺産にも行かせてもらいました。

 

次回はそんなお話。

 

 

 

 


●気仙沼の町並み編

 http://plaza.rakuten.co.jp/ichigoyaichie/diary/201112070001/


●気仙沼の人たち編

 http://plaza.rakuten.co.jp/ichigoyaichie/diary/201112090000/

 

●気仙沼魚市場編

 http://plaza.rakuten.co.jp/ichigoyaichie/diary/201112100000/

    

 

 

 

 






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最終更新日  2011年12月12日 18時43分55秒
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