カテゴリ:一期家一笑のあれこれ。
雨ですな。 アランの幸福論に、「雨が降っても、けっこうなお湿りと捉えること」とあります。 なんだかよくわかりませんが、「けっこうなお湿り」という響きがフックになって、頭のなかにいつまでも残っているフレーズです。
日経ビジネスオンラインというサイトがあります。 そのなかで、森井ユカさんが地方スーパーについて語ってくれました。
で、一期家一笑のことも、クラスの女の子がお喋りするような文章で軽快に語ってくださいました。
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同じ愛知県の豊橋にもう一軒、地域密着のご当地スーパーのモデルケースとしてマスコミも注目している「一期家一笑(いちごやいちえ)」がある。豊橋からバスという、車を使わない旅行者にとってはちょっと行きにくい場所にあるが、ご当地スーパーに興味があるかたならぜひ足を運んでみることをおすすめする。 店の広さに対して厨房のスペースが非常に大きく、デリスペースには旬の惣菜が山のように並び、見ているだけで元気が湧き上がる。実際、どれも美味く記憶に残る味。スーパーのデリで買ったおにぎりが忘れられず、もう一度食べたい……なんてことはそう多くはないが、ここでは普通にありえることだった。 私が行ったのは平日の午後早めで、混み合う時間ではないのにお客がひっきりなしにやってくる。レジ担当の店員さんはとても気さくで、私が買ったものを見て「これ美味しいから好きよ~」なんて気さくに話しかけてくれる。入店から出店まで一言も喋らないことは日本では珍しくない。この何気ない一言がどんなに気持ちを和ませてくれたことだろう。 デリ以上に特徴があるのが商品に付けられたPOP。大きな紙にのびのびと書かれていて、もはやPOPというより標語に近い。遠くからよく見えるので、簡潔に「うまい」と訴えられるとついフラフラと近寄ってしまう。 学校のクラスの中で例えれば、「キッチュ~」が帰国子女のちょっと大人っぽい女の子。「一期家~」はいつも美味しそうな弁当を持ってくる、声のデカい元気な男子だろうか。そこには紛れもない「人格」が潜んでいる。
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今日も一期家一笑にきてくれてありがとうございます。 ほんとに、ありがとサンクスです。
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