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テーマ:懐かしのTV番組(6438)
カテゴリ:必殺シリーズ
![]() 「尽きせぬこの世の怨み一切」 必殺シリーズ第4弾「暗闇仕留人」は この時期に起ったオイルショックという 世情を時代劇に持ち込み 黒船来航による江戸の大混乱を設定しています。 ここで中村主水が再び登場し 主水シリーズが確立し、必殺と言えば 藤田まことのイメージが定着しました。 そして仕留人・糸井貢にホームドラマ「ありがとう」で 明るい好青年を演じた石坂浩二を起用し 殺し屋という正反対のキャラを見事演じました。 ![]() 殺し技も刃を仕込んだ三味線のバチと 針を仕込んだ矢立で相手の喉を刺す。 同じく仕留人・大吉には近藤洋介が起用された。 殺し技は心臓つかみ。 これも仕置人同様、レントゲンによる手法と 心電図で映像処理をしている。 ちなみに大吉役は当初、竜雷太が演ずる予定だったが 坊主頭という事で「太陽にほえろ」のゴリさん役に 影響が出る為、降板したそうです。 この暗闇仕留人の特徴として 義母・せん(菅井きん)の娘が3人。 その娘の夫が貢、大吉で殺し屋仲間が義兄弟という ホーム的な設定がありました。 また中村家も一段と騒がしくなり 主水のヘソクリが見つかったりと かなりユニークな家族構成が演出されました。 番組主題歌の「旅愁(歌・西崎みどり)」は大ヒットし オリコンチャート上位にランクされていました。 そして最終回、貢は開国派の大物(現在でいう外務大臣)を 殺すことを躊躇してしまい、 「わしを殺せば日本の夜明けが遅れるぞ!」という言葉に 動揺した貢は返り討ちに遭ってしまう。 大吉は貢を蘇生させるため心臓マッサージをした。 一度息を吹き返したが絶命してしまった。 主水にとって最初の殉職者が糸井貢であった。 ![]() にほんブログ村 ![]() 暗闇仕留人(1) / 石坂浩二 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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