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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:純愛映画
村上龍のデビュー作にて芥川賞を受賞した 小説「限りなく透明に近いブルー」を 同じく村上龍が脚本、監督を務め、 1979年に映画化したものである。 とある東京の一室のアパート、 この部屋は通称ハウスと呼ばれていた。 主人公リュウ(三田村邦彦)は クスリ、LSD、セックスを愛好している仲間と 交流し危険なパーティで明け暮れた生活していた。 明日、何か変わった事が起こる訳でも、 何かを探していたり、期待している訳でもない。 ただ空虚な毎日を過していた。 そんなリュウに三十歳を過ぎた子持ちで ヤクの常習者であるリリー(中山麻里)と出会う。 りュウとリリーは肉体関係を持つようになり ドラッグパーティに参加しては強烈なロックと クスリに酔いながら二人は深夜の街を突っ走る。 ドラッグ、女、酒と虚無的な毎日に満足できない リュウだったが、ある日、仲間の突然の死により 日々の繰り返しからの脱出を決意するのだった。 主演の三田村邦彦は「限りなく透明に近いブルー」が デビュー作となり、その後「必殺仕事人」の 飾り職人の秀で人気を博した他、 「太陽にほえろ!」でジプシー刑事を演じる事になる。 この時期、三田村は京都で「必殺仕事人」の撮影で 東京では「太陽にほえろ」の撮影と 京都←→東京という多忙な毎日を過ごしており 両作とも主役の回があまりなかったのでありました。 にほんブログ村 限りなく透明に近いブルー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.05 20:36:32
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