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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:戦争映画
1977年に公開された「八甲田山」は 明治35年、日露戦争を想定した冬季訓練中に起きた 八甲田雪中行軍遭難事件を題材にした映画である。 物語は青森の八甲田山で遭難した雪中行軍隊と 生存を心配する本部との対比が見もので 実際に真冬の八甲田山の中でのロケを敢行し、 日本映画史上類を見ない過酷なロケとして有名になった。 青森歩兵第五連隊と弘前歩兵第三十一連隊の 2チームが別場所から八甲田で雪中行軍を行い 途中ですれ違う計画であった。 しかし第五連隊は大隊本部の少佐によって指揮系統が混乱。 案内人の雇用もなくなり、計画が狂ったまま進軍し 最後は特務曹長の錯乱によって進路を見失い遭難してしまう。 この映画の出演俳優は超豪華で 弘前歩兵第三十一連隊 津村中佐(小林桂樹) 三上少尉(森田健作) 弘前雪中行軍隊 神田大尉(北大路欣也) 村山伍長(緒形拳) 青森歩兵第五連隊 児島大佐(丹波哲郎) 門間少佐(藤岡琢也) 青森雪中行軍隊 徳島大尉(高倉健) 雪中行軍随行大隊本部 山田少佐(三國連太郎) 倉田大尉(加山雄三) 神田大尉の妻(栗原小巻) 徳島大尉の妻(加賀まりこ) 案内人・滝口さわ(秋吉久美子) といった俳優陣で構成され 北大路欣也の「天は我々を見放した」が 当時の流行語にもなりました。 にほんブログ村 八甲田山 特別愛蔵版(DVD) ◆20%OFF! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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