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カテゴリ:プロレス・格闘技
手の幅32cm、握力200kgを超えるという強靭な握力で 相手の顔面を鷲掴みにする「アイアンクロー」 その恐怖の必殺技を引提げてやってきたのが “鉄の爪”フリッツ・フォン・エリックである。 彼の技・アイアンクロー誕生の逸話としては 街で刃物をもった暴漢と遭遇、とっさにその手を掴んだ所、 相手は手首を骨折、失神してしまった。 その鉄の爪はルー・テーズのバックドロップと供に 20世紀のプロレスを代表する必殺技に数えられる。 そんな鉄の爪が初来日したのが1966年であり 記者団の前でリンゴを握力のみで軽く握り潰し 周囲を仰天させた。 彼の目的はジャイアント馬場が保持する インターナショナル・ヘビー級選手権に挑戦する事で 日本プロレスはプロレス初興行である日本武道館大会の メーンイベントとして向かい入れた。 ジャイアント馬場は前日、エリックの鉄の爪が恐ろしく 膝がガクガクと震えてしまう程、戦いたくない存在で 恐怖に慄いたのであった。 そして迎えた12月3日・日本武道館大会 インターナショナル・ヘビー級選手権 60分3本勝負 ジャイアント馬場vsフリッツ・フォン・エリックが開始された。 試合は1本目・エリックは鉄の爪で馬場の大きな顔面を鷲掴み リング下に居た馬場の顔面を掴んだままリング内に 持ち上げるという信じられない行動に出た。 しかし馬場は16文キックから水平チョップでフォール。 続く2本目はロープの反動を利用しエリックは鉄の爪で 馬場を絶叫、悶絶させギブアップ勝ち 3本目はエリックの鉄の爪を誤爆させた馬場は エリックの腕に椅子攻撃、鉄の爪封じをやってのけ 見事、リングアウト勝ちで王座防衛に成功したのだ。 馬場はまだ見ぬ強豪エリックを倒し 世界の馬場へと羽ばたいたのである。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 ときめき.com HAO×RINGSIDE ジャイアント馬場 ソフビフィギュア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.22 20:28:45
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