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2010.12.01
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カテゴリ:映画
序の舞.jpg


母との愛憎を軸に師匠・恩師・画塾生など
三人の男たちと関わりながら日本画家として大成していく
女の生きざまを描いた宮尾登美子の同名小説「序の舞」を
1984年に東映が映画化しました。

幕末の時代、貧しい農家の娘・勢以(岡田茉莉子)は
京都の葉茶屋に養女に出された。
しかし勢以が20歳の年に養父母・島村夫婦が相次いで世を去った。

時は明治3年、勢以は婿養子をとったが5年後に夫に先立たれ
26歳という女盛りで二児を抱えた後家となり
長女・志満(水沢アキ)と次女・津也(名取裕子)を女手で育て
生計を支えるために自ら女を捨てた。

やがて絵に熱中し始めた津也は図画師の西内太鳳(風間杜夫)の
勧めもあって小学校を卒業すると京でも有数の
松溪画塾へ通う事になった。

明治23年、第三回内国観業博覧会に津也が出品した
「四季美人図」が一等褒状を射とめた。
すでに師・松溪(佐藤慶)から「松翠」の雅号を授かった津也は
早くも天才少女と騒がれる身となり
勢以も津也の絵の情熱と才能を認めざるを得なくなった。

その頃、西内がヨーロッパへ留学する事になり
また、村上徳二(三田村邦彦)という青年が松溪塾に入塾し
津也に好意を抱く様になった。

松溪の千枚描きに立会った日の夜、津也は師の誘いのままに
料亭へ出向き抱かれ、一方の志満は徳二に片想いをしていたが
葉茶屋のお内儀の勧めで西陣へ嫁いで行った。

津也は絵に打込み次々と賞をかち取っていったが
月日が流れ津也は妊娠、相手が松溪と知った勢以は
娘を激しく責め津也に絵を禁じ
更に勢以は津也の子を里子に出す事に決め
祇園で芸者をしていた喜代次(三田佳子)を頼る。

その喜代次の手引で見知らぬ土地で女児を出産した津也は
京には帰らず東京にいる徳二を頼って行った。
徳二との暮しの中でも津也の中の絵への想いは捨てきれず
偶然、新聞で見かけた西内太鳳ヨーロッパ帰朝展の報に
津也は出かけて行く。

そして徳二に置手紙を残し西内の滞在する昌徳寺に走った。
西内は弟子にしてほしいと頼む津也の直向きさに心動かされ
京に戻ると彼女に一軒の家を与えて絵の修業を続けさせた。

明治29年、津也の「人生の春」が第五回日本美術院展の
第一等に輝き光彩堂の招きで割烹に出向いた津也は
その席で松溪と再会・・・

頑な態度をとっていた津也も老いた旧師が涙を流すのを見て
再び彼の腕の中に沈んで行ってしまった。

この映画の原作者の宮尾登美子は作品のテーマを一貫して
女性に向けており自伝ものから出発して様々な分野で
新境地を開き、歴史の中で弄ばれるはかない女性を描いた
歴史小説を得意としている。

また津也を演じた名取裕子は片平なぎさに次ぐ
2時間ドラマの女王の異名を持ち、松本清張作品に映画と
テレビドラマ合わせて17本出演し清張女優と呼ばれました。


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Last updated  2010.12.01 20:21:31
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