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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:Mr.Boo
1986年、香港が生んだ喜劇王マイケル・ホイ主演の 爆笑コメディ映画が「新Mr.Boo!・香港チョココップ」である。 ドジなベテラン刑事のブー(マイケル・ホイ)と 相棒のチョンボ(リッキー・ホイ)は事件に取り組むが あまりのドジぶりから失踪人調査の担当へと配属されてしまった。 そんなブーに署長はミーハーで破天荒な婦人警官・キュキュを 派遣し、ブーはキュキュの世話を押し付けられてしまった。 しかもキュキュは署長の娘であり、何とミス香港の候補者で 社会体験イベントという事で見習い婦警になった為、 いい加減にあしらう事も出来ないのだ。 ある日、料理研究家・リン夫人の幼い息子が身代金目的で 誘拐される事件が発生、警察の威信を賭けて署長は ブーに捜査担当を任命した。 早速3人は誘拐事件の捜査に乗り出し犯人からの脅迫電話を チェック、キュキュは男性に、ブーは中年女性に変装して 身代金受け渡し場所に指定された百貨店に向かった。 ふたりは指定された場所に向かうリン夫人を尾行、 そこで妊婦に変装した男にトイレへ誘導されたリン夫人は 身代金を入れたバッグを強奪されるがブーが辛くも逮捕した。 しかし犯人と思われた男は共犯者であり真犯人ではなかった。 二転三転する捜査状況の中、警察署で騒いでいた女性が 神のお告げで誘拐された子供の居場所を透視したと ブーに教えてきたのだ。 信用できない占いだったがダメ元で調査に乗り出した所 見事にビンゴ!リン夫人の息子を見つけだすのに成功。 そして真犯人の意外な動機とは・・・ この映画はサスペンスコメディとしての評価があり 誘拐された子供とリン夫人の再会場面はとても感動的であり マイケルが70年代的ドタバタ路線から脱却を図った作品でした。 またキュキュを演じたアニタ・ムイは1983年に 東京国際音楽祭世界大会に参加した事もある 香港が生んだスーパースターである。 近藤真彦と交際していた時もあったが 2003年に子宮頸癌で40歳の若さで帰らぬ人となりました。 香港芸能人協会の会長にアニタ・ムイが就任した際に 名誉会長であるマイケル・ホイが贈った 「見かけは細いが内に秘める意志は強く その統率力で牽引役を担って欲しい」という 激励の言葉が印象深かったのです。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【25%OFF】[DVD] 新Mr.BOO! 香港チョココップ デジタル・リマスター版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.04 21:46:54
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