宇宙戦艦ヤマト３ | メタボの気まぐれ

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西崎義展が「宇宙空母ブルーノア」の次に製作したのが
ヤマトシリーズの最後の連続テレビアニメ
「宇宙戦艦ヤマト３」である。

23世紀、星間国家ボラー連邦と新興帝国ガミラスとの間で
銀河の覇権を争う銀河系大戦が勃発した。

ボラー連邦の属領バース星をめぐる戦闘で
ガルマン・ガミラス帝国軍の使用した
惑星破壊プロトンミサイルが流れ弾となり太陽に命中する。

地球連邦大学のサイモン教授は太陽で起きている
核融合の異常増進に気づき、
このまま進行すれば１年以内に地球は灼熱地獄となり
人類は滅亡、3年後には超新星爆発を起こして
太陽系自体が消滅してしまう。

観測データと導き出された結論を地球の危機として
警告を発するが地球連邦政府は事態の深刻さを理解する所か
サイモン教授を大学から解雇する。

地球防衛軍司令長官・藤堂平九郎はサイモン教授の警告を
重く受け止めており、最悪の事態に備え
宇宙戦艦ヤマトを第２の地球探しの特務艦として
銀河系中心方向に派遣する事に決定した。

長く艦長代理を務めてきた古代進を正式に新艦長として、
補佐役として島大介及び真田志郎を副長に任命し
土門竜介、揚羽武ら新人乗組員を乗船させ
出航準備を進めさせる。

暁の日本アルプスの雪原からヤマトは
人類が移住可能な惑星探索に旅立つのであった。

この本作にて重要な人物としてシャルバート星の
ルダ王女が登場し強大な科学力と武力によって
銀河系を支配していたが本当は平和と愛を齎す為の考えで
いつしか戦争を放棄し攻められても殺されても
絶対に戦わないという思想に辿り着き

ボラー連邦艦隊の消滅により太陽制御の成功後、古代から
「戦いを放棄することを努力する」との旨を聞くと
ルダは「愛する揚羽の魂とともにシャルバート星へ帰る」と告げ
去っていったのでした。

本作の演出としては太陽に核融合異常増進が起こり1年以内に
地球は灼熱地獄となって人類が滅亡という物語は
高校生によるファングループの投稿が元になっているものの

当時、ヤマトを凌ぐハード路線アニメとして「機動戦士ガンダム」が
登場したため全52話で放映予定されていたが視聴率が15％程度と
低迷、放送期間が全25話と短縮されてしましました。

しかしヤマトの人気は衰える事はなくＯＶＡで復活したり
パチンコで「ＣＲ宇宙戦艦ヤマト」で人気を博したり
また初の実写版で木村拓哉：主演で送る映画が公開されるなど
人気は３０年以上たった現在でも継続するのでした。